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企業概要

 当連結会計年度における研究開発費の総額は168百万円であり、セグメント別の主な研究開発活動につきましては、次のとおりです。

(1) テクノロジー&ソリューションセグメント(研究開発費:167百万円)

① 次期RAMScope(制御ソフト検証ツール)の事前検討

EV(電気自動車)やAD/ADAS(自動運転/高度運転支援システム)などの自動車制御システムの進化に伴う開発課題の増加や、エンジニア不足に起因する開発効率の追及など、ECU(電子制御ユニット)の開発支援ツールに求められる機能・性質は市場動向に合わせて変化しています。それらの市場の要望へ応えるためにハードウェア・ソフトウェアの一新を検討しており、その事前検討として開発課題の概念検証モデル作成・評価を実施しています。

② WCET解析ツールの開発

 車両開発の主流がエンジン車からxEV(注1)に変化するなかで、ECU(電子制御ユニット)の制御アーキテクチャのリアルタイム性を保証するために、OSタスク・関数のWCET (最悪実行時間)計測・解析に対する需要が高まっています。その需要の高まりを背景に、既存の自社製品とのシナジーが期待されるWCET計測ツールの開発に向け、計測機能要件とレポート機能要件に対する実現性検証、プロトタイピングを実施しています。

③ トレーサビリティ管理ツール microTRACER Ver.7.0.0.0開発

 開発プラットフォームをWindows Forms(注2)からWPF(注3)に置き換えることにより、ユーザーインターフェースのデザイン改善を実現し、トレーサビリティ確保の設定関連の導線を見直すことでUX(注4)の改善を図ります。また、ユーザーインターフェースとビジネスロジックを切り離し、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)側で実現している機能をCLI(注5)でも使用できるよう、拡張性の向上を行います。

(注1)xEV

Electric Vehicle (extended)。EV(電気自動車)、HEV(ハイブリッド)、PHEV(プラグインハイブリッド)、FCEV(燃料電池車)などの総称を指す。

(注2)Windows Forms

Microsoftが提供する.NET Frameworkに含まれるグラフィカルユーザーインターフェースAPIおよびアプリケーションフレームワーク。

(注3)WPF

Windows Presentation Foundation。Windows Formsの課題を補う形で設計された、次世代のデスクトップアプリケーション開発技術。

(注4)UX

User Experience(ユーザーエクスペリエンス)。ユーザーが製品やサービスを使うときに感じる、使いやすさ(Usability)、満足感(Satisfaction)、効率性(Efficiency)、感情的な印象(Emotional impact)など、すべての体験の質を含む。

(注5)CLI

Command Line Interface(コマンドラインインターフェース)。ユーザーがテキストベースでコマンドを入力して操作するインターフェースのこと。

(2) 業務&ソリューションセグメント(研究開発費:1百万円)

ICタグに関する研究開発活動を実施しています。

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