企業兼大株主日本シイエムケイ東証プライム:6958】「電気機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1)会社の経営の基本方針

 当社グループは、社是『発展と永続』のもと、2020年より基本理念及び経営方針を制定しております。また、『新たな社会・価値観に適応した「世界最高レベルの安全安心なプリント配線板」を供給し続けることにより、安全で快適な社会を実現する』ことを中長期ビジョンに掲げ、社会への貢献、幸福の追求、安全安心な製品の供給をすることで、ステークホルダーからの期待に応えるとともに、社員の幸せ・成長を実現することを目指しています。

<基本理念>

 私たちCMKグループは、社員の精神的・物質的幸福を追求すると共に、

 自覚と責任をもって安全安心な製品を製造販売し、

 存在価値を高め、社会の発展に貢献します

<経営方針>

 1.公明正大なものづくりを実践する

 2.環境の変化を先取りし、柔軟に対応できる活力のある職場をつくる

 3.拠点、部門、立場、国籍などの個人の属性にとらわれず、お互いを尊重し、

 よく考え、よく話し、理解を深め一致協力して利益をつくる

 4.品質向上を日課として歩留まり改善と品質保証体制の強化に努める

 5.生産工場の稼働率を高める

 6.資源を効率的に使うと共に、環境保全を推進する

 7.将来にわたりプリント配線板の開発製造販売を継続し、お客様と社会の役に立つ

(2)中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題

 今後の世界経済は、主要国の政策変更に伴う各国経済の減速懸念や、不安定な為替等、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。

 また自動車業界においても同様にその影響を受け、不透明な状況が続くと予想されますが、中長期的にはADAS(Advanced Driver-Assistance Systems(先進運転支援システム))、自動運転進化による制御複雑化に伴いECU(Electronic Control Unit(電子制御ユニット))の数も増加及び複雑化し、当社グループ主力の車載プリント配線板の需要は拡大するものと見込まれます。

 当社グループは2023年11月に中期経営計画を見直しました。主要顧客の中長期需要が強いことや、地政学リスク回避の流れを背景とした当社タイ工場に対するニーズの高まりを受けて、成長加速を実現する為にタイに新工場を建設し、2024年8月より信頼性評価の生産を開始、顧客承認活動を行って参りましたが、自動車の全体需要停滞に伴い、量産稼働につきましては、2025年10月から開始といたしました。

 足元厳しい事業環境は続いているものの、競争優位性のある車載製品への注力強化、車載製品ポートフォリオの更なる高付加価値シフト等の車載成長戦略は順調に推移しております。

 また、車載以外の新事業領域をもう一つの柱とすべく、技術力の強化を図っております。その中で、当社は2025年4月25日付けにて株式会社ダイワ工業が保有する「DPGA基板(Daiwa Process Global Advance(高放熱基板)」の特許に関する通常実施権許諾契約を締結いたしました。DPGA基板は放熱性、接続信頼性、軽量化が特徴の基板であり、本技術によって、今後のプリント配線板に求められる放熱ニーズに対応し、新事業領域における設計、企画提案の幅を広げ更なる拡販を推進し、中期経営計画の達成を目指して参ります。

 また、2050年のカーボンニュートラルへの対応として、「環境方針」をもとに、「中長期環境行動計画」を策定し、環境保全活動を推進する中で、各工場で設備更新などの電力削減、太陽光発電による再生可能エネルギー使用などの対応によるCO2排出量の削減を進めております。当社の中国工場においては、グリーン電力を導入しており、2026年度には全てグリーン電力化出来る見込みとなっております。

 さらに、気候変動緩和に向けた取り組みについては、CDPの「気候変動レポート2024」で2023年度に引き続きBスコアを取得しており、今後とも持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進して参ります。

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