企業兼大株主安田倉庫東証プライム:9324】「倉庫・運輸関連業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)中長期的な経営戦略・対処すべき課題

 当社グループを取り巻く外部環境は、地政学的リスクや気候変動への対応を背景としたサプライチェーン見直しの動きや、DX・AI技術の進展、日本国内においては少子高齢化の進行、ビジネスニーズ・消費者ニーズの多様化、コーポレート・ガバナンスやステークホルダーとの関係性の強化等の社会的要請など、様々な変化が生じております。
 このような事業環境の変化のもと当社グループでは、事業体制の構築と更なる成長を目指し、2030年のあるべき姿を描いた「長期ビジョン2030」の実現に向けて、最先端テクノロジー、多様な人間力、国内外に広がるネットワークを安田倉庫グループの総合力として進化させ、社会とお客様の期待を超える「YASDA Value」の提供を目指す中期経営計画「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」に基づき、物流事業・不動産事業の収益力強化とサステナビリティ経営の推進、政策保有株式縮減や株主還元強化などの資本政策を通じ、企業価値のさらなる向上に取り組んでまいります。

「長期ビジョン2030」 ~次の100年に向けて~

 世界に誇れるYASDAブランドと革新的テクノロジーの融合で全てのステークホルダーの期待を超える企業グループを目指す。

 [顧 客] 他の追随を許さないロジスティクス・ソリューションと人間力で確固たる顧客満足を獲得する。

 [従業員] 多様性を尊重し働きやすく且つ働き甲斐のある職場で従業員が最大限のパフォーマンスを発揮する。

 [社 会] 事業を通じた環境負荷低減や高い災害強靭性で持続可能な社会の構築に貢献する。

 [株 主] 高い収益力と強固な財務基盤により企業価値の向上を図る。

中期経営計画 「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」
 1.基本方針

 最先端テクノロジーと多様な人間力、そして国内外に広がるネットワーク。

 安田倉庫グループの総合力を進化させ、社会とお客様の期待を超える「YASDA Value」の提供を目指す。

 2.基本戦略

 上記の基本方針を踏まえ、以下を基本戦略とします。

 (1)物流事業  :①グループ連携によるネットワーク拡充

          ②潜在するニーズを捉えた高品質・高付加価値物流の提供

          ③効率化、合理化の推進

 グループ全体で国内・海外における物流拠点の新設や輸配送ネットワークの拡大を推進することで事業基盤の強化を推し進め、潜在するニーズを捉えた高品質・高付加価値物流の提供やソリューション提案力の強化、最先端テクノロジーやデジタル技術を積極的に活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により取引の拡大やグループ連携による利益の創出を目指す。

 (2)不動産事業 :①保有不動産の維持管理・再開発を通じた価値向上

          ②専門性を活かした不動産ソリューションの提供

 保有不動産の維持管理と再開発を通じた価値向上施策や高い専門性を活かした不動産ソリューションの提供を通じ、安定的な収益基盤である不動産事業の強化・拡大を図る。

 (3)経営インフラ:①生産性向上

          ②サステナビリティ経営の推進

          ③グループガバナンス強化

          ④持続的な成長を可能にする資本政策と財務健全性維持、株主還元強化

 安田倉庫グループ全体での更なる生産性向上やガバナンス体制強化に取り組むとともに、サステナビリティ経営を通じ、地球環境や社会課題の解決と事業の持続的な発展を目指す。また、財務健全性を維持しつつ、営業キャッシュ・フロー・有利子負債の活用に加え政策保有株式の縮減(3年間で時価総額約100億円を目標)や資産の入替えを通じ、施設の増強、M&Aなどの攻めの投資を継続することで、将来の稼ぐ力を高め、株主還元強化に向けて累進配当、自己株式取得の実施を適時適切に検討する。

 (4)数値目標

 最終年度の2027年度に営業収益820億円、営業利益45億円、ROE5.5%以上の達成を目指す。

 3.投資計画

 本中期経営計画の対象期間については、規律ある財務運営を念頭に置きつつ、合計360億円(物流事業290億

 円、不動産事業40億円、DXおよびシステム30億円)の投資を計画しております。

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