企業兼大株主南日本銀行福証:8554】「銀行業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当行グループが判断したものであります。

(1) 経営の基本方針

 当行グループは、経営理念「地域の発展に役立つ存在感のある銀行になろう」「お客さまのニーズに応え堅実で信頼される銀行になろう」「全員が働くことに喜びをもち誇りに思う銀行になろう」のもと、「地域に密着し、真に地域の発展に役立つ銀行」を目指し、役職員一丸となって各種施策に取組んでおります。

 この経営理念を基本として、金融サービスの向上を通じて地域社会に貢献し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。

(2) 経営環境及び対処すべき課題

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増大などを受け、緩やかな回復基調が見られます。一方で、物価上昇の継続や為替変動の影響、アメリカの政策動向などによる経済環境への影響も懸念され、依然として先行きが不透明な状況が続いています。

 鹿児島県経済におきましても、インバウンドによる外国人観光客の増加等により、観光・宿泊関連において、持ち直しの動きが見られますが、資材費・燃料費の高止まりや労働力不足の影響等に、引き続き注意が必要な状況にあります。

 このような環境のもと、当行グループは、変革ステージと位置付けた第1次中期経営計画「インテグリティある組織への変革」(2023年度~2025年度)の最終年度を迎えます。本計画では「中小規模事業者向け専門の金融機関としてのビジネスモデル構築」等の5つの重点戦略を掲げ、将来の成長に向けた大胆な構造改革を行いながら、「自発的に考えて行動できる人材」の育成を通じて、組織の強化を図ってまいりました。最終年度となる2025年度は、新人事制度に移行し、運用フェーズとなる重要な年度であり、多様化する中小規模事業者の経営課題の解決ニーズに、迅速かつ高度なサービスが提供できる「プロの人材」を数多く育成したいと考えております。

 また、「“つながり”の強さで、地域の輝く未来をつくる」というパーパスのもと、取引先事業者に対して、迅速な資金繰り支援を行うとともに、WIN-WINネット業務(新販路開拓支援業務)による本業支援及び経営改善支援に取組んでいます。加えて、コーポレートメッセージとして「話せるところ 頼れるところ」を掲げており、これまで以上に事業者及び個人のお客さまにしっかりと寄り添うことで、地域経済の活性化に貢献してまいります。

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