佐鳥電機
【東証プライム:7420】「卸売業」
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企業概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、2023年度より「Mission、Vision、Value」を経営の基本方針として設定しました。
●Mission
エレクトロニクスを通じて、豊かに充ち溢れた幸福を希求し、グローバルにより良い社会の実現と発展に貢献します。
●2030Vision
産業、インフラ、モビリティ業界に対する深い知見を活かし、IoTとデータアナリティクスの技術力を成長ドライバーにして、お客様と社会課題を解決する「サステナビリティソリューションカンパニー」を目指します。
●Value
「Who is The First Penguin?」
顧客や市場のウォンツをいち早くキャッチし、自らビジネスモデルを創造します。常に多様な意見を取り入れ、常に変革を求め、常にプロフェッショナルとして、「個の成長」と、「集団の成長」を実現します。そういう人を佐鳥は大切にします。
今後も拡がり続けるエレクトロニクス産業において、事業の持続的成長と経営効率の改善を図ることで、ステークホルダーへの還元ならびに社会貢献を果たすべく、より一層の企業価値向上に努めてまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、「売上高」と「営業利益額」、「自己資本当期純利益率(ROE)」を重要な経営指標と位置づけ、収益力の強化に努めております。昨年度2024年度を初年度とする『中期経営計画2026』を策定しましたが、この度、現時点の見通しを勘案し、業績目標数値を修正いたしました。最終年度である2026年度に売上高1,650億円、営業利益額48億円、ROE9.0%を目標に定め、引き続き(3)に記載の対処すべき課題に取り組むことといたしました。
(3) 経営環境および対処すべき課題
わが国の経済は、賃上げによる個人消費の回復やインバウンド需要の拡大により景気は緩やかな回復基調が見られるものの、中国経済の低迷の長期化により、依然として先行き不透明な状況が続いています。
当社グループが属するエレクトロニクス業界は、関税問題や輸出規制を含む地政学リスクの高まりなどがあるものの、AI需要が引き続き半導体市場の成長を牽引するなど、堅調に推移するものとみております。
そのような環境下で、中長期的な成長が期待されるモビリティ、産業DXおよび世界一の人口を抱えるインド市場に対する積極的な取り組みを促進することにより、持続的な成長を目指してまいります。
サステナビリティソリューションカンパニーを目指して、以下の課題に取り組んでまいります。
1.セグメント経営の推進による事業ポートフォリオ最適化
2.継続した人財投資によるValue人財創出
3.国内外における新事業拡大とラインカード拡充
4.ガバナンス改革とPMIによる経営品質向上
5.国内外でのアライアンスとM&A推進
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