企業兼大株主京王電鉄東証プライム:9008】「陸運業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

(1) 京王グループ理念

 当社グループでは、グループとしての存在価値を明文化した「京王グループ理念」を制定し、これをグループ内外に発信することで、グループ全体の価値観や方向性の共有化をはかっております。

<京王グループ理念>

私たち京王グループは、

 つながりあうすべての人に誠実であり、環境にやさしく、

「信頼のトップブランド」になることを目指します。

そして、幸せな暮らしの実現に向かって

生活に溶け込むサービスの充実に日々チャレンジします。

(2) 経営環境及び対処すべき課題

<京王グループ中期経営計画(2025年度~2030年度)>

2025年度~2030年度までの6年間を事業期間とする新たな中期経営計画『HIRAKU 2030』(以下「本中期計画」といいます。)を策定しました。当社グループは2030年前後に大きな節目を迎えます。「新宿駅西南口地区開発計画」「橋本駅周辺開発」「京王多摩川開発プロジェクト」「京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業」など、大規模プロジェクトが2030年前後を目指して進行中です。人口減少下においても将来にわたって活気ある沿線エリアを実現するために、全力を挙げてこれらのまちづくり事業を完遂させなければなりません。

 そして、2030年代から一層本格化するこれら大規模投資に備えた盤石な体制の構築を目指し、利益成長と資本効率の向上を推進します。

 基盤である交通事業については、DXの活用により安全性と生産性の向上を両立させ、日本一安全でサービスの良い持続可能な交通を目指します。

 京王沿線と当社グループにとって飛躍のタイミングとなる2030年度をターゲットとして「ありたい姿」を定め、お客様の幸せな暮らしの実現に貢献してまいります。

<ビジネスモデル>


<長期的に目指す沿線の姿>

 現在の輸送需要のボリュームゾーンである新宿から15km圏内に加え、橋本駅を西の拠点として第二の輸送主軸を創出してまいります。

 東西両端のターミナルに加え、中間地である調布エリアなど、沿線でのまちづくりを面的・同時並行的に推進することで、「国内で最も活気とポテンシャルがあるエリア」、「日本一安全でサービスの良い持続可能な交通」という長期的にありたい姿の実現を目指します。


<基本方針>


<企業価値向上につながるKPIの設定>

 本中期計画策定に際して、マテリアリティに対して実効性や進捗・寄与を管理できる新たな指標を設定したほか、複数の指標を連結全体での目標に拡大し、KPIと連動させた各施策を通じて、グループの成長と京王沿線を中心とした社会への価値提供に取り組んでまいります。


<経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な経営指標>

 連結営業利益、連結EBITDAを伸長させながら、還元も強化し、資産・資本効率性の向上をはかります。また、適切な財務レバレッジの追求に加え、2030年代の大規模投資の本格化に備え、財務の健全性も確保します。

 

 

 

 

(単位:億円)

 

2024年度

実績

2025年度

計画

2026年度

中期計画

2027年度

中期計画

 

2030年度

中期計画

連結営業利益

541

500

440

520

 

620

親会社株主に帰属する

当期純利益

428

410

300

368

 

450

連結EBITDA

869

850

824

939

 

1,061

ネット有利子負債

/EBITDA倍率

4.6倍

4.6倍

5.4倍

5.2倍

 

4倍台

連結経常利益ROA

4.8%

4.3%

3.6%

4.0%

 

4.5%以上

連結ROE

10.6%

9.7%

6.8%

8.0%

 

9.0%以上

(注)1.連結EBITDA=連結営業利益+減価償却費+のれん償却額

2.ネット有利子負債=有利子負債-現金及び現金同等物

3.連結経常利益ROA=連結経常利益÷総資産(期首・期末平均)

4.連結ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷純資産(期首・期末平均)

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