丸大食品
【東証プライム:2288】「食品業」
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企業概要
当社グループでは、基礎研究に裏付けられた安全で鮮度の高い商品開発と、戦略的なマーケティングに支えられた企画を推進しております。最新のマーケティングデータや市場分析を踏まえた企画・開発を行っております。消費者調査をはじめとするマーケティングリサーチを徹底して行い、お客様のニーズに沿った商品開発を展開することで、よりお客様に必要とされるメーカーとなるべく努めています。私たちが大切にしているのは、心から「美味しい」と言っていただくための商品作りです。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は680百万円であり、主として加工食品事業の研究開発活動に支出したものであります。
(加工食品事業)
ハム・ソーセージ部門では、発売30周年を迎える「燻製屋ウインナー」について、改めて「熟成のおいしさ」をお客様に伝え、LTV(顧客生涯価値)を向上させることに注力いたしました。「燻製屋のおいしさが伝わる」と「売場での視認性向上」の2点にこだわり、パッケージをリニューアルいたしました。また、「燻製屋」の商品認知と商品理解に繋がる販促企画をSNSを中心に実施しております。期間限定で販売していた「燻製屋ウインナー レモン&パセリ」はお客様にご好評をいただき、通年販売の定番商品としてお楽しみいただけるようになりました。簡便志向の高まりから、仕事や学校、家事など忙しい毎日を送る方を応援する、調理パックに肉団子と甘酢たれが入った、フライパンいらずの進化型レンジ調理商品「楽チンレンジCOOK」を発売しました。また、ハサミ不要で開封できる便利なジッパー付き形態を採用した「たっぷり使えるミニミニウインナー」を発売しました。麺売り場の提案から「具のっけ亭」シリーズでは厚切りチャーシュー、キザミハムに加え「鶏チャーシュー」を発売しました。環境に配慮したパッケージ資材を使用した「たっぷり使える」シリーズからロースハム・ベーコンに加えて「ビアソーセージ」を発売しました。
調理加工食品部門では、「スンドゥブ」シリーズの大幅リニューアルを実施し、先味の強化と旨味とコクを引き立たせた味に仕上げました。「韓国列伝」シリーズから牛骨の旨みが溶け出した白濁スープににんにくがほのかに香る優しい味わいの「ソルロンタンの素」、生姜の香り豊かな「サムゲタンの素」を発売しました。また、スナック類からは、「Cafelf」シリーズから、アールグレイの香り豊かな「おいしいひと休み Cafelf アールグレイスコーン」を発売しました。デザート・飲料類では、新たな価値を訴求するため、「SWEET CAFÉ」シリーズから、待望の新商品「のむ珈琲ゼリー」と「プリンwith珈琲ゼリー」を発売しました。「のむ珈琲ゼリー」は生クリーム入りソースと絡み合った珈琲ゼリーの、とぅるとぅる食感が特徴でストローでお楽しみいただけるよう開発しました。「プリンwith珈琲ゼリー」はプリンの中にカットされた珈琲ゼリーが入った商品で北海道産生クリームを使用したなめらかでクリーミーな味わいのプリンと、ぷるぷるしたほろ苦い珈琲ゼリーが織りなす革新的な味わいを実現しました。
中央研究所では、プラントベース食品の開発を事業部の開発部門と共に取り組んでおります。植物由来の代替食品の開発と普及を目指す「フードテックワン」に参画し、開発したプラントベース食品を使ったメニューを百貨店の飲食スペースで提供しました。また、将来予想されている「たんぱく質不足」を見据えて、他の有望なたんぱく質素材についても検討を開始しています。2024年は紅麹問題の影響で健康食品業界全体が停滞し、鶏由来プラズマローゲン販売にも少なからず影響がありましたが、既存顧客からは堅実なリピートをいただいております。また、神奈川県の未病産業研究会・睡眠分科会に参画し、プラズマローゲンの認知度向上に努めました。さらに、2025年度にも他の自治体における健康推進事業への参加も検討してまいります。
(食肉事業及びその他)
特記すべき内容はありません。
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