企業中野冷機東証スタンダード:6411】「機械 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営方針

 当社グループはグローバル化する経済社会において、食品ストア、食品サービス、食品流通、食品加工の分野における陳列、貯蔵、流通、加工、調理等のニーズを満たす優秀で価値ある製品とサービスを提供し続けることを経営の基本方針としております。このことが、お客様から満足をいただける道であり、会社の繁栄とともに株主の皆様や社員にも利益を還元できる道であると考えております。

(2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社グループは、当期においては自己資本利益率(ROE)が8.4%でありましたが、株主資本の有効活用を示す代表的な指標であるROEの向上を目指してまいります。当社は、投資家と企業との対話における共通言語として提示されるROEの向上に努め、2025年度にはROE8.2%、2026年度に9%以上の水準達成を目標としております。

 今後の経営にあたっては、かかる水準を意識し、中長期的に持続的かつ安定的な成長を実現するコーポレート・ガバナンス体制の構築に取り組んでまいります。

(3) 経営環境、対処すべき課題

 当社グループは、2026年度までの3年間を対象期間とする「中期経営計画N-ExT 2026」を2024年にスタートさせました。「豊かな食生活を世界へ ‒そして未来へ-」を長期ビジョンに見据え、「冷やす」技術をもとに最良の製品・サービスを生み出し、顧客と共に新しい課題に取り組むことで社会に貢献することを行動基準として本計画を実行しております。

 長期ビジョン実現に向けた重点戦略を各年度の行動計画に落とし込み、その実行を通じて「中期経営計画N-ExT 2026」の達成を目指し、更にその先の‘長期ビジョンと10年後に目指す姿’の実現に向け、計画2年目の2025年度は以下の取り組みを実施してまいります。

(1)2025年度の主な取り組み

① ショーケース・倉庫事業

・顧客の環境変化に対する問題解決型の提案の強化、顧客の要望への対応力を高め、企業としての評価に繋げてシェア拡大・売上拡大を図ります。

・保有技術と新技術を融合させた環境・省エネ・省人化に対応した製品・サービスの開発を強化し、顧客の求める付加価値製品・サービスの提供を実現します。

② メンテナンス事業

・メンテナンス対象の拡大として提案メンテナンス、倉庫向けメンテナンス、空調メンテナンスの取り組みを強化します。

・メンテナンス品質の向上と効率化に向けた、メンテナンス業務のDX化の推進を図ります。

 夜間修理受付業務の一元管理、遠隔メンテナンスシステムの活用範囲の拡大を図ります。

③ 海外事業

 「中国」

 社内体制を整備し、製品品質の向上、技術開発の強化を通じて顧客対応力を向上させ、既存顧客・新規顧客への営業活動を強化していきます。

 「ベトナム」

 日系・ベトナムの既存顧客の受注拡大に加え、新規顧客、倉庫物件受注に向けた活動を強化していきます。

④ 設備投資

 計画に掲げる成長・戦略投資、基盤強化投資を継続するとともに、新たに発生している課題解決と将来に向けた投資を計画・実行していきます。

⑤ 持続可能な社会の実現に向けて

・2030環境行動で重点課題として掲げるグリーン冷媒への転換、冷媒ガスの漏洩防止、環境性能の高い製品の開発、環境負荷の低減に向けた取り組みを推進していきます。

・人事制度(等級制度、評価制度、報酬制度)の刷新や各種福利厚生制度の見直し等を通じて従業員一人ひとりが活き活きと働ける環境づくりと多様な人財が活躍できる社内風土を強化していきます。

<ご参考>




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