ユビキタスAI 【東証スタンダード:3858】「情報・通信業」 へ投稿
企業概要
当社グループは、ソフトウェアプロダクト事業、ソフトウェアディストリビューション事業及びソフトウェアサービス事業の3つのセグメントに区分しておりますので、研究開発活動につきましては、各セグメントについて記載しております。
(1) 概要
当社の社名ユビキタスが表現しているように、いたるところにネットワークに接続された機器(ネットワーク端末)が存在するユビキタス・ネットワーク社会にするためには、ネットワーク機能が「小さく、軽く、速い」ことが求められます。また、昨今ではIoT(モノのインターネット)という言葉の普及とともに、あらゆるモノがインターネットにつながり始めており、単純なネットワーク機能だけでなく、機器のセキュリティ強化のための技術や、データ管理の要素、機器自体の起動時間の短縮等、様々なソフトウェアでの性能要求が高まってきております。これらの要求に応えるため、当社では様々な研究開発活動を行っております。
(2) 当連結会計年度における研究開発活動の成果
① ソフトウェアプロダクト事業
当連結会計年度は、コネクティビティ&セキュリティ分野におきましては、組込みシステム設計を効率化・簡素化する包括的なソフトウェアパッケージとして、OS、ネットワーク、セキュリティなどの移植・開発作業を不要にする「Ubiquitous RTOS IoT Enabler」の製品開発を行い、販売を開始いたしました。また、IoT機器向けに次世代トランスポートプロトコルQUICに対応した「Ubiquitous QUIC」に関する技術開発を行い、製品販売を開始いたしました。
② ソフトウェアディストリビューション事業
当連結会計年度は、株式会社エー・アンド・デイと共同で開発した、PCベースの車載ECUソフトウェア開発用シミュレーター「GSIL」の製品開発を、顧客要望対応を主として行いました。
③ ソフトウェアサービス事業
該当事項はありません。
以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の総額は、37,309千円となりました。
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