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【東証スタンダード:2330】「情報・通信業」
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企業概要
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①目標とする経営指標
当社グループの重視する経営指標は、①営業収益、②営業利益の2指標であります。
②当社グループの中長期的な経営戦略
当社グループの柱となるプライズ事業、AI関連事業の事業収益の強化を図ってまいります。
プライズ事業においては、原材料費の高騰や円安進行による為替リスクの影響はあるものの、移り変わりの早い消費者ニーズに対応した商品選定、販路の拡大、仕入先の開拓による原価の抑制に努めることで事業収益の拡大を目指してまいります。
AI関連事業においては、めまぐるしく変動する市場動向を注視しつつ、AIを活用した新たなDXツールの提案や開発を推進し、くわえて、データセンター事業の構築・推進、及びデータセンターに設置するGPUサーバーの販売による売上の増加に努めてまいります。
これら主力事業の成長と収益率の向上を図り、業績の向上に努めてまいります。
③経営環境
経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載の通りであります。
④優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
(1)新たな事業の創出
当社グループの更なる業容拡大を目指していくためには、プライズ事業、AI関連事業に続く新たな柱となる事業の創出が課題となっております。
出版事業においては、「Cuugal」において、読者の関心の高いタレントやインフルエンサーをモデルに起用することで、認知度の拡大、販売部数の増加につなげてまいります。「Popteen」については、WEBマガジンに移行後、YouTubeやTikToK等のSNSとの相互連携効果は高く、継続してリアルタイムな情報発信を行い、読者の獲得に努めてまいります。また、Popteen/Cuugalともにリアルイベントに注力し、ファッションイベントやダンスイベント、ファンミーティング、座談会、ワークショップ等を開催いたします。小中高生のリアルな声を収集し、次世代の消費者と企業をつなぐ場を提供するなど、新たな広告プランの構築により、収益基盤の早急な立て直しに努めてまいります。
なお、人材派遣事業・業務請負事業等を行う株式会社antzの全株式を取得し子会社化するため、株式会社antzの株主との間で、2025年2月13日に基本合意書を締結し、同年3月14日付で株式譲渡契約を締結しており、今後は人材サービス事業に参入し、当社グループの新たな収益基盤の構築を目指してまいります。
この他、必要に応じて、M&Aの実施や業務提携の推進、適宜適切な投融資活動を行うことで、今後も持続的な成長を目指してまいります。
(2)経営管理体制の強化
当社グループを取り巻く経営環境は、市場動向、競合企業、顧客ニーズ等が常に変化し、流動的な状況であると言えます。このような中、変化に対して柔軟に、かつ速やかに対応できる組織を運営するため、組織力の更なる強化が課題となってまいります。
当社は持株会社として事業子会社を統括し、経営判断の迅速化による企業競争力の強化を目指す一方、事業子会社に対する経営管理・監督機能を整備することにより、当社グループ全体のコーポレートガバナンスの充実を推進いたします。
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