ニイタカ 【東証スタンダード:4465】「化学」 へ投稿
企業概要
当連結会計年度における研究開発費は、総額270百万円となっております。
当社グループの研究開発は当社製品に関しましては主に当社が、子会社の製品に関しましては主に子会社が担っております。
当社の研究開発部門は、各種製品の開発を行う部署と基礎研究を担う部署で構成され、相互に連携し、製品開発を進めています。また、子会社につきましては、開発チームを子会社内に置き、製品開発にあたっております。
研究開発テーマはマーケティング部門による市場調査、又は、営業部門を通じてお客様から寄せられるご要望などから選択し、決定しております。また、社会環境の変化から中長期的な社会的課題を想定し、それらの解決に向けた技術・製品開発の取り組みも行っております。
当社グループの主要顧客である飲食店や宿泊施設では、新型コロナウイルス感染症対策はもちろん、食中毒といった食品衛生について対策を講じる必要があります。
特に、ノロウイルスに代表されるノンエンベロープウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒になりがちです。そのため、食中毒全体の患者数のうち多くは上記ウイルスが原因となっており、食中毒予防の観点からもその対策が重要となっています。しかし、人手不足であることから、衛生対策の負荷も大きく、より効率的にウイルス対策をしたいというニーズがありました。
そこで当社はこれまで培ってきたウイルス対策技術を応用し、より簡単にウイルス対策ができる剤を開発いたしました。
当連結会計年度の主な研究開発成果は次のとおりであります。
(1)ノロスターセキュアフォーム
・アルコール製剤でありながら、当社独自の技術で洗浄効果とウイルス除去効果を高めた衛生対策用の食品添加物製剤です。
・アルコール製剤でありながら、泡状にスプレーすることができるので、清掃箇所の視認性に優れます。
・外食店、中食店、食品工場、スーパー、保育園、高齢者施設など幅広い市場で採用されております。
(2)Nスター薬用ハンドウォッシュVA
・当社独自の配合技術により、ハンドソープでは効きにくいとされていた細菌、ウイルスに対し効果を高めた手洗い液です。
・優しい泡立ち、保湿成分配合と使用感にも配慮しました。
・外食店、中食店、食品工場、スーパー、保育園、高齢者施設など幅広い市場で採用されております。
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