ダイナミックマッププラットフォーム
【東証グロース:336A】「情報・通信業」
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企業概要
当社グループは、当社グループが保有するアセットの品質向上や利用拡大に向けた付加価値向上を目的として研究開発を進めています。主要な課題として、HDマップ整備・更新費用の低減や多用途展開に向けた機能開発が挙げられ、当連結会計年度は、HDマップの更新技術開発を目的に走行軌跡等の位置情報プローブデータを活用した道路変化点検出実証、空港内の静的・動的な様々な情報を集約する空間情報システム(VIPS)の開発等を行ってまいりました。また、Dynamic Map Platform North America, Inc.も含め、ドローンや衛星画像等MMS以外の計測手法、自動図化等プロダクトの生産性と効率の向上や今後の成長に必要な技術開発力の強化を進めます。また、更新コスト低減のキーとなる変化点抽出の効率化(自動化)については他社との提携なども含めて技術開発を進めます。研究体制として、HDマップ整備の効率化については主にDynamic Map Platform North America, Inc.及びデータ制作部が担当し、多用途展開に向けた開発は主にライセンスビジネス部が担当しております。こうした研究開発の実施により、今後当社グループのコア技術開発を進めるとともに、HDマップがより広範に搭載・採用されるべく努めてまいります。
第9期連結会計年度
当連結会計年度の研究開発費の総額は259百万円となりました。セグメント別では、国内で259百万円となりました。具体的な研究開発の成果は以下のとおりです。
(国内)
研究開発項目 | 研究成果 |
位置情報プローブデータを活用した道路変化点検出実証 | 日米の位置情報プローブデータを分析し、位置情報プローブデータを用いて、車線や工事など地図更新に必要な道路変化情報の収集が技術的に可能であることを実証。 |
空港内の静的・動的な様々な情報を集約する空間情報システム(VIPS)の開発 | 空間情報システム(VIPS)プロトタイプの開発を通じて、空間IDとHDマップ及び動的データとの統合を実現。空間IDを活用した空港内情報の一元管理が技術的に可能であることを実証。 |
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