ダイケン
【東証スタンダード:5900】「金属製品」
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企業概要
当社は顧客第一に徹し、住環境や都市環境の向上に貢献するため、住宅やビル等へ提供する顧客ニーズに合った製品開発を積極的に取り組んでまいりました。当社の研究開発は、既存製品の改良などは元より、新機種の追加、新用途での製品追加、アイデアやデザイン面にも重点を置いております。
当事業年度における研究開発費の総額は183百万円で、その内訳は次のとおりであります。
金物分野 | 98百万円 |
建材分野 | 34百万円 |
エクステリア分野 | 50百万円 |
その他 | 0百万円 |
当社は、セグメントのうち、建築関連製品において研究開発活動を行っており、当事業年度の概要は次のとおりであります。
(1)金物分野
(ハンガーレール)
ハンガーレールシリーズにおいては、新たな市場を開拓するべく、様々な提案活動及び製品開発に取り組んでおります。
マテハン関連製品にて、様々なレイアウトでの製品や資材等の自動搬送を可能にしたモーター駆動用複写を発売いたしました。工場の作業効率を向上させ、省人化に寄与する製品であり、既存のFTハンガーのレールやMTCハンガーのレールを活用できる復車となっており、より簡単に導入できるよう開発しております。
(点検口関連)
天井点検口において、顧客要望に応えて操作性(内枠ワンタッチ解錠・内枠簡易脱着)を向上させた仕様を開発した他、高所での天井裏点検作業の簡略化及び品質を向上させた製品を開発いたしました。
また、45分/60分準耐火構造に対応する耐火・気密タイプを開発いたしました。
(2)建材分野
ルーバー関連製品において、新形状のルーバーのサイズラインナップを充実させるとともに、有孔折板に14種類の和柄パターンを追加し、より多様なシーンに利用してもらえるようにいたしました。
(3)エクステリア分野
(自転車置場関連)
駐輪場屋根において、環境配慮型の製品として、両面発電型太陽電池モジュールをルーフ部分に搭載したソーラーサイクルロビー「CY-PVH」を発売いたしました。また、普段は畳んで開放的に、日差しが強い時は手動で広げて日よけとして使用できるサンシェード「AW-CS型」を開発し、新たな領域での製品展開に取り組みました。
また、自転車ラックにおいては、改修物件でも設置しやすいアルミ製スライド式ラックやファットバイク用のラック、車止めの仕様の追加など、多様な設置環境に対応できるように製品ラインナップの充実を図りました。
(ごみ収集庫関連)
顧客の使用環境に合致した選択が行えるように、市場ニーズに応じたサイズ及びカラーバリエーションを追加し、選択肢の幅を拡げました。
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