企業コージンバイオ東証グロース:177A】「化学 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの研究開発活動は設立以来、高品質な製品を大量安定供給し続けるために顧客第一主義及び品質第一主義の製品を開発することに加え、バイオテクノロジーの発展に貢献すべく日々研究を積み重ねております。

 研究開発体制は、当社の研究開発部門と大学や国の研究機関が密接な連携・協力関係を保ち、効果的かつ迅速的に活動を推進してまいります。

 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は168百万円であります。

 セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

(1) 組織培養事業

 当セグメント分野では、再生医療及びその基礎研究に利用される幹細胞、神経細胞、表皮細胞等のヒトの細胞をターゲットとした培養液並びに、CHO細胞、HEK293細胞といったバイオ医薬品の生産に利用される産業用途の培養液の研究開発活動を行っております。

 当連結会計年度においては、2024年7月に細胞間の情報伝達等において重要な役割を担っていると考えられているエクソソーム産生用培地としてKBM EV Pure、2024年11月にバイオ医薬品の開発と生産に使用されている昆虫細胞用液体培地KBM740を上市いたしました。今後は、CHO細胞用Feed培地、CHOトランスフェクション用液体培地の上市に向け準備を進めております。

 当連結会計年度における研究開発費の金額は102百万円であります。

(2) 微生物事業

 当セグメント分野では、臨床分野の病原菌検査に使用される細菌検査用培地や体外診断用医薬品(イムノクロマト製品)の研究開発活動を行っております。

 当連結会計年度においては、2024年5月に自己免疫性肺胞蛋白症の診断補助に用いる抗GM-CSF抗体キットKBMラインチェックAPAPが体外診断用医薬品として承認、同年12月には保険収載され、ノーベルファーマ株式会社を販売元として上市いたしました。また、2024年12月には薬剤耐性菌検出に用いるNDM型メタロ-β-ラクタマーゼ検出キットKBMラインチェックNDMを研究用試薬として上市いたしました。今後は新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス同時検出抗原検査キットKBMラインチェックnCoV/Flu改良品の上市に向け準備を進めております。

 当連結会計年度における研究開発費の金額は56百万円であります。

(3) 細胞加工事業

 当セグメント分野では、再生医療の普及に向け、新しい細胞種の培養プロセスを構築し、それを基に新たな細胞治療の導入を目指しております。これまでの細胞培養技術を応用させ、各細胞の機能や性能を解明させ理解し、製品開発に向けた取組を行っています。

 当連結会計年度においては、三重大学大学院 医学系研究科 個別化がん免疫治療学のグループにて開発されたトリプルネガティブ乳がんに対し、GD2を標的としたCAR-T細胞を用いた医師主導型治験における治験薬の製造に向け、準備を進めております。

 当連結会計年度における研究開発費の金額は9百万円であります。

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