企業アジュバンホールディングス東証スタンダード:4929】「化学 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針

 当社グループの経営理念、経営目標は次のとおりであります。

①経営理念

「美と健康を通じてすべての人に夢と感動をお届けする」

②経営目標

・人々の生活を豊かにする商品の研究、開発、提供により社会貢献する

・美容のプロフェッショナルをサポートするプロフェッショナルを目指す

・お客様、社員に感謝して感謝される存在を目指す

 上記の経営理念、経営目標を基軸に、当社グループは常に消費者のニーズに合致した商品を開発し、市場に投入してまいりました。研究開発の基本方針として「消費者が、肌、髪本来の美しさを手に入れることができる、より高品質で安心・安全な化粧品の開発」を掲げております。

 今後も独自のカウンセリング販売戦略によりサロンを繁栄させるとともに事業の拡大を行い、美容業界への貢献に努めてまいります。

(2)目標とする経営指標

 次期につきましては、物価上昇、金融資本市場の変動及び地政学リスクの影響により、先行き不透明な状況であることから、サロン経営にとっても厳しい環境が続くと予想されます。

 売上高につきましては、理美容専売事業においてスキンケア3ライン、ヘアケア3ラインを上市し、伸長に努めてまいります。また、EC事業は、2023年3月期の遅れを取り戻すべく積極的に活動いたします。

 販売管理費につきましては、上記新商品のプロモーション費用、EC広告費用、新規採用に伴う人件費、研究開発費等の費用が増加する計画となっております。

 以上の結果、連結売上高5,082百万円(当期比16.1%増)、連結営業利益151百万円(当期比35.1%減)、連結経常利益141百万円(当期比46.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益76百万円(当期比81.0%減)を計画しております。

(3)経営環境及び会社の経営戦略

 国内の美容業界は、人口減少、少子高齢化等の影響を受け市場規模は横ばい、縮小していくことが予想される中、消費者物価の上昇は、経済や生活行動等に広範な影響を与える事象であり、来店サイクルの長期化等、サロン経営において厳しい環境が続くと考えております。このような状況のもと、当社グループは多角的にサロン経営を支援すべく、商品企画力、生産管理力、研究開発力、営業力、人材力といった企業力を強化してまいります。

 また、薄毛に悩む人が購入しやすい環境づくりをEC(Electronic Commerce)市場で構築し、消費者の購入チャネルの変化への対応に注力してまいります。

 今後も代理店、アジュバンサロンそして一般顧客とともに成長できるよう関係性をより強固なものにし、コーポレートブランド価値の向上を目指します。

(4)会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

①持続的成長事業の確立

 これまで当社グループが直に接してこなかった消費者へECを用いて基礎研究から導いた育毛剤を販売し、4年で化粧品EC販売市場(約3,200億円)の1%超のシェア(売上高40億円)獲得を目指します。事業環境が激しく変化する中、OODAサイクルのもとWebマーケティングを駆使し、スピード感をもってシェア獲得に取り組み、持続的成長を図ってまいります。

②プロフェッショナル商材への再挑戦

 当社グループは、2014年に敏感肌ニーズに対応する業務用グレイカラー剤を上市しましたが、美容師等の施術者ニーズに十分応えきれておりませんでした。この対応策として業務用美容材料専門販売の事業会社を設立し、まずはマーケットニーズにあったカラー剤を再上市するとともに、専任のカラースペシャリストを置き、美容ディーラーを通じて新規サロンの販路開拓を行います。さらにはその後、理美容専売化粧品への橋渡しを行ってまいります。

③国内理美容業へのアジュバンらしいスキンケア、ヘアケアのリリース

 サロンを通じ顧客へアジュバンらしさ溢れる素材にこだわった、人に地球にやさしい安心安全なスキンケア、ヘアケアを提供します。引き続き研究開発に注力し、多方向からの可能性を具現化するモノづくりを行ってまいります。新たにスキンケア3ライン、ヘアケア3ラインのリニューアルを行い、3ヶ年の間に各種商品ラインナップの改廃を行います。また、顧客の利便性を考えBtoBtoCのECサイトを立ち上げます。

④海外市場

 現時点での当社グループにおける最重点課題は、国内市場のシェア拡大であると認識しており、当面は国内市場へ経営資源を集中してまいります。海外市場については最重点課題の進捗を勘案しつつ、販路の再構築に取り組んでまいります。

⑤財務戦略

 各種商品ラインナップの改廃を行いながら、在庫効率化、リードタイムの短縮等を図りキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)の改善を行い、創出したキャッシュは、Webマーケティング、研究開発、人件費、配当へ戦略的に配分し使用します。

⑥サステナビリティ

 当社グループは、「美と健康を通じてすべての人に夢と感動をお届けする」ことをミッションとしており、美容市場を通じて人や社会そして地球を豊かな未来にするための課題解決に挑戦し続けます。それこそが、当社グループのコアコンピタンスであり、成長の要素と考えております。

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