おきなわフィナンシャルグループ 【東証プライム:7350】「銀行業」 へ投稿
企業概要
当社グループは、持続的な地域社会の実現に向け、経営理念である「地域密着・地域貢献」を実践し、気候変動等の環境問題、公正な取引等の社会的問題に取り組み、地域社会価値、経済価値の向上を図る持続可能な経営を目指してまいります。
また、金融領域と非金融領域の融合によりカスタマー・エクスペリエンス(CX)を実現し、地域社会とともにレジリエントかつサステナブルに成長する総合サービスグループを目指してまいります。
(1)経営の基本方針
〈経営理念(ミッション)〉
「地域密着・地域貢献」
〈目指すべき姿(ビジョン)〉
金融と非金融の事業領域でお客さまをサポートすることで、カスタマー・エクスペリエンス(CX)を実現し、地域とともに成長する金融をコアとする総合サービスグループ
〈行動規範(バリュー)〉
感動:新たな価値を提供し、あなたの感動をいちばんに考動します。
創造:情熱と新たな発想で未来を創造します。
挑戦:知性を磨き、品性を高め、創意と進取の精神で挑戦します。
(2)中長期的な経営戦略
① 中期経営計画の概要(2021年10月~2024年3月 : 2年6ヶ月)
当社の第1次中期経営計画の概要は下記の通りとなります。
(1) 名称 | Create Value & Innovation~おきなわの“新しい”をともに創る。~ |
(2) グループビジョン | 金融をコアとする総合サービスグループとしてカスタマー・エクスペリエンス(CX)を実現し、地域社会のレジリエントかつサステナブルな成長に貢献 |
(3) グループ戦略 | 戦略Ⅰ 地域社会を牽引するグループ力 戦略Ⅱ マーケットインによるサービスの提供 戦略Ⅲ グループ経営資源の最適化 戦略Ⅳ グループの成長を牽引する人材育成 |
② 中期経営計画における戦略
戦略Ⅰ | 地域社会を牽引するグループ力 ⅰ 持株会社移行によるグループガバナンスの機能強化とグループ連携力の更なる強化 ⅱ 金融領域と非金融領域の融合に向け、グループ、他社との連携強化 ⅲ 地域開発、地域の課題、生産性の向上など持続的な発展に向けたグループ力を構築 |
戦略Ⅱ | マーケットインによるサービスの提供 ⅰ お客さまのニーズに対応したヒューマンタッチとデジタルサービスの融合 ⅱ グループ連携したソリューションサービスの提供 |
戦略Ⅲ | グループ経営資源の最適化 ⅰ 経営資源を成長領域へ配分し非金融領域を創出、金融領域の競争力強化 ⅱ 業務革新の継続により経営資源をヒューマンタッチへシフト |
戦略Ⅳ | グループの成長を牽引する人材育成 ⅰ 課題解決、良質な資産形成に寄与するコンサルティング能力の向上 ⅱ グループでのワンストップサービスを実現するグループ研修体制の構築 |
③ 目標とする経営指標
| 2023年度 |
連結当期純利益 | 60億円 |
連結当期純利益ROE | 4%程度 |
連結OHR | 70%程度 |
連結自己資本比率 | 10%程度 |
※ 連結当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益 | |
※ 連結当期純利益ROE(株主資本当期純利益率)算式 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
(期首株主資本+期末株主資本)÷2 |
(3)対処すべき課題
地域金融機関を取り巻く環境は、少子高齢化等の進行による地域経済の縮小が懸念されるなか、沖縄県の経済環境におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐもとで、回復しつつあります。また、金融緩和政策等による金融機関同士の競争に加え、ICTの進展による異業種からの金融分野への進出が活発化し、金融競争がより一層激化していくものと想定されます。加えて、コロナ禍を契機としたデジタライゼーションの一層の加速により、お客さまのライフスタイルや価値観も多様化し、お客さまのニーズは益々高度化していくものと想定されます。
このような環境において、地域金融機関には、地域経済の活性化に資する事業活動を支援し、総合的な経済力の向上を通じた経済の活性化、金融の円滑化に資する資金の供給のみならずコンサルティング機能を通じた多面的な支援が求められていると認識しております。
当社グループは、「総合金融サービスグループ」から、「金融をコアとする総合サービスグループ」へ進化することで事業領域を拡大し、地域の課題を金融サービス、非金融サービスの両面の総合サービス力で解決し、地域社会の価値向上と当社グループの持続的成長を目指してまいります。また、グループガバナンスの強化という観点から監査等委員会を設置しており、監査等委員会が業務執行の適法性、妥当性の監査・監督を担うことで、より透明性の高い経営を実現し、コーポレートガバナンスの一層の強化を図ってまいります。
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