あすか製薬ホールディングス
【東証プライム:4886】「医薬品」
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企業概要
研究開発につきましては、あすか製薬株式会社が重点領域と位置付ける内科・産婦人科・泌尿器科領域を中心とした創薬研究および臨床開発を推進すると共に、導出入活動、事業提携戦略も積極的に展開しております。また、新たな創薬プラットフォームとしてイオンチャネルに対する創薬基盤技術を導入し、重点領域に加えて新領域でのアンメット・メディカル・ニーズにも挑戦してまいります。
臨床開発につきましては、避妊を適応症として開発中のLF111(ドロスピレノン)について、2025年5月19日に製造販売承認を取得いたしました。また、現在5つの臨床試験を進行中であります。子宮筋腫を適応症として開発中のAKP-022(レルゴリクス配合剤)は2024年12月からPhaseⅢ試験を開始しました。AKP-021(mPGES-1阻害剤)は2025年1月にPhaseⅠを開始しています。また、月経困難症を適応症として導入したLPRI-CF113(ドロスピレノン)は2025年3月からPhaseⅠ/Ⅱ試験を開始しております。
開発準備段階にあるテーマとしては、2024年5月に武田薬品工業株式会社からAKP-022(レルゴリクス配合剤)の子宮内膜症に関するライセンス契約を締結し、開発準備中となっております。加えて、イオンチャネル創薬技術の導入による創薬基盤の強化、オープンイノベーション活用による創薬シーズの獲得等により複数テーマが非臨床段階にあります。
導入・提携活動においては2024年9月に株式会社テックドクターと月経困難症に関する共同研究を開始しました。また、2025年1月にVeneno Technologies株式会社と新規イオンチャネル治療薬開発のための共同研究契約を締結しています。
以上の取り組みから、2025年3月期の研究開発費は前年同期から2,302百万円増加し、7,031百万円となりました。
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