他社比較

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書 貸借対照表(B/S)
  • 決算書 損益計算書(P/L)
  • 決算書 キャッシュフロー計算書(C/F)
  • 企業概要
  • 大株主
  • 役員
  • 就職・採用情報

星2つ 企業大京  企業概要

 当社グループでは、ストック型社会の実現に向け、不動産ソリューションを通じた社会的な課題の解決、および多様化するニーズにお応えしていくため、遠隔化、無人化、機械化、建物・設備の長寿命化を主なテーマとした研究開発活動を推進しております。

〈不動産管理事業〉

 専門技術者の高齢化等の人財不足、および専門技術の伝承という課題に対し、遠隔作業支援が可能となるメガネ型端末「スマートグラス」に関する実証実験を実施いたしました。実証実験において一定の成果が得られたことから、平成29年6月よりビル管理業務や工事業務におけるインスペクションにおいて正式導入することが決定しております。
 また、マンション管理事業においては、管理業務の無人化や機械化に関する検証、工事事業においては修繕工事における将来的な活用を視野に、香川大学との壁面走行技術を応用した共同研究についても推進しております。

〈不動産流通事業〉

 ストック住宅の品質向上への取り組みとして、武庫川女子大学との産学連携によるマンションのリノベーションに関する実践的研究を行いました。研究結果として、「家事がしやすく、親子のコミュニケーションを考えた間取り」をテーマとした理想の住まいをプラン化いたしました。同プランは、西宮市で販売中の一棟リノベーションマンション「グランディーノ西宮 悠学の邸」において採用されております。

〈不動産開発事業〉

 インターネット通信販売拡大に伴う宅配便の再配達件数の増加が、トラックドライバーの労働時間の増加や、CO2排出量増に繋がる等の社会的課題となっています。不動産開発事業では、再配達ゼロをコンセプトに、住戸専用の宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を株式会社フルタイムシステムと共同開発いたしました。「ライオンズマイボックス」は、居住者ごとの専用宅配ボックスとメールボックスを一体化することにより、省スペースで効率的な荷物の受取りを実現しました。「ライオンズマイボックス」は新たな集合住宅宅配ボックスのベンチマークにふさわしいデザインとして、2016年度グッドデザイン賞(住宅設備部門)を受賞しております。当社では「ライオンズマイボックス」を平成30年3月に竣工する新規物件から積極的に採用するほか、当社グループが管理する既存マンションに加え、その他のマンションへの導入提案も推進してまいります。

〈その他〉

AIを活用したサービス提供に向けた検証として、社内のヘルプデスク業務におけるAI活用を行っております。運用のノウハウを蓄積し、将来的にはお客さまから寄せられる住まいに関するさまざまなお問い合わせへの対応業務における展開を検討してまいります。

 なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は42百万円となっております。

PR
検索