企業大盛工業東証スタンダード:1844】「建設業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは次のとおりです。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)サステナビリティに関する考え方

 当社グループは、「建設業を通じて人と社会に貢献する」という企業理念のもと、「下水道を中心とした生活インフラの整備を通じて人と社会に貢献していきたい」という思いから1967年6月に当社を設立し、半世紀以上の長きに亘り、上・下水道工事の専門業者として事業を展開してまいりました。

 私たちが生きていくために、「水」は重要かつ貴重な資源であり、人々の生活においても欠かせないものであることから、「使用・利用した水をきれいにして川や海に戻す取組み」は、水循環型社会の形成において重要な取組みと考えております。

 明治時代より始まった東京都区部の下水道の整備は、初期に敷設した設備の老朽化が進んでおり、新たな設備への入替えや補修を行う必要があるほか、豪雨対策における雨水排除能力の増強や防災・減災対策における耐震性の向上などを図る再構築工事を行うことが急務となっており、当社グループの果たすべき使命はこれからも増していくものと思われます。

 当社グループは、長年培ってきた施工経験、ノウハウを確実に継承し、確かなサービスを提供することにより、社会からの信頼の獲得と経済的な成果を継続的にあげることを目指しており、大切な水を守る事業を通じて持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

(2)具体的な取組み

①ガバナンス

 取締役会を経営の基本方針、重要課題並びに重要事項を決定するための最高意思決定機関と位置づけ、月1回開催するとともに、事業経営にスピーディーな意思決定と柔軟な組織対応を可能にするため、事業責任者等が出席する経営会議を週1回開催しております。

 加えて、業務執行に関する監視、コンプライアンスや社内規定の遵守状況、業務活動の適正性かつ有効性を監査するため、監査等委員が取締役会に毎回出席し、議事内容や手続き等につき逐次確認いたしておりますほか、内部監査室を設置し、内部監査結果を定期的に代表取締役社長及び取締役会に報告しております。

②戦略

(サステナビリティに関する方針及び戦略)

 当社グループは、経営理念、環境理念・方針、行動規範に基づき、お客さま、取引先、株主・投資家、従業員、地域社会など全てのステークホルダーとの対話を尊重し、持続可能な社会の発展に積極的に役割を果たすとともに、企業価値の向上に努めてまいります。

 当社グループは、これらを実現するため、下記のサステナビリティ方針を掲げ、取組んでおります。

1)事業を通じた環境問題への取組み

 水環境の持続可能な循環型社会を支えていく取組み。

2)地域社会への参画と貢献

 生活に密着したインフラを守る取組みを通じた社会貢献。

3)社会からの信頼の確立

 技術力、経験に基づく確かなサービスの提供。

(人的資本に関する方針及び戦略)

 当社グループは、事業の遂行において「人」は最も大切な「財産」であると捉えており、培ってきた施工経験、ノウハウを確実に継承していくことが重要なミッションと考えております。この多様性の確保を含む人財の育成及び推進するための社内環境整備等に関する方針及び戦略は以下のとおりであります。

1)人財の育成

 当社グループが、事業を通じて「持続可能な社会の実現」を果たすためには技術、経験を有する人財の雇用、育成、定着が重要であり、以下の取組みを行っております。

・優秀な人財確保に向けたリファラル採用等の推進

・技術者採用における土木学科以外の卒業者、未経験者採用の推進

・新入社員教育プログラムの充実(研修日数の増加、未経験者向け教育の充実)

・若手社員育成の充実、定着に向けた社長直轄機関の「人財育成推進室」の設置

・社内交流、エンゲージメント向上イベントの定期的な実施

2)ワークライフバランスの実現

 当社グループは、働く一人ひとりが自らの人生を充実させることができるワークライフバランスの実現を目指し、以下の取組みを行っております。

・残業時間の低減

・有給休暇取得率の向上

・技能資格取得の奨励、技能資格一時金制度の充実

・男性の育児休業取得の推進

3)「ダイバーシティ」への取組み

 当社グループは、性別、年齢、国際性、性的志向などを含む幅広い多様性を尊重し、活躍を後押しできる環境整備を推進します。

 ・女性工事施工管理者の積極的な採用、雇用

 ・女性管理職者の積極的な登用

 ・外国人労働者の積極的な採用、雇用

③リスク管理

 当社グループは、リスクの識別、評価、管理に関する「リスク管理規定」を定めており、サステナビリティ経営の推進及び経営に係る各種リスクが識別された場合は、経営会議においてモニタリング、評価・分析を行うとともに、必要に応じて、取締役会に付議し、審議、対応の決定を行います。

④指標及び目標

 当社グループの上記「②戦略」において記載した多様性の確保を含む人財の育成及び社内環境整備等に関する目標及び当事業年度の実績は、次のとおりであります。

 なお、当社においては関連する指標のデータ管理とともに具体的な取組みが行われているものの、当社グループに属するすべての会社では行われていないため、当社グループにおける記載が困難でありますことから、上記指標に関する目標及び実績は、提出会社のものを記載しております。

指 標

目 標

2023年7月実績

重大な労働災害

0件

0件

品質事故

0件

0件

1級土木施工管理資格取得率

100.0%

72.4%

技術職の平均時間外労働時間の短縮

20.0時間/月

21.0時間/月

工事施工管理者に占める女性労働者の割合

10.0%

4.5%

管理職に占める女性労働者の割合

10.0%

7.7%

(注)1級土木施工管理資格取得率は、当事業年度に受験資格を満たした対象者のうち、資格を取得した者の比率であります。

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