企業北陸電気工事東証プライム:1930】「建設業 twitterでつぶやくへ投稿

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書
  • 株価
  • 企業概要
  • 企業配信情報
  • ニュース
  • ブログ
  • 大株主
  • 役員
  • EDINET
  • 順位
  • 就職・採用情報

企業概要

 当社グループは、総合設備企業として高度技術者集団を目指し、経営環境の変化や多様化する社会・顧客ニーズに的確に対応するため、DX推進による安全・品質・効率の向上を重要課題に掲げ、新システム・工法・工具等の研究課題に取組んでいる。

 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は63百万円であり、取組んだ主な課題は次の通りである。

 セグメントごとの研究開発活動を示すと次の通りである。

(1)設備工事業

①「まるごとARメジャーアプリ」

AR技術を用いて仮想的に水平・垂直メジャー(測量スタッフ)を表示させた状態で撮影が可能な工事写真アプリ「まるごとARメジャー」を開発し、当社工事現場で活用している。

 このアプリは長尺測量スタッフを持たずに一人で寸法入り工事写真の撮影が可能であること、電子黒板機能に加え、透過写真機能により壁などに隠れている隠蔽配管・電線等を重ね合わせ、工事施工後に確認することができ、施工品質の向上、省人化が可能となった。

②「高精度GPSとドローンを活用した送電線弛度観測装置」

 送電線の弛度(張り具合)測定は人が鉄塔に昇り測量機器を用いて行っているが、長径間の計測には測定精度上の問題があった。また、樹木などの支障物があった場合等、準備作業に時間と手間を要するなどの問題があったが、これらを解消するために、高性能GPSをドローンに搭載し、リモートコントロールで送電線上をトレースさせることで、リアルタイムに弛度が計測できる観測システムの開発・実証を進めている。

 弛度データは地上からスマートフォンで観測することができるため鉄塔に昇る必要がなく、また,GPSを2基搭載することで測定エラーを防止し、IMU(加速度計測装置)により精度向上を図っている。

(2)その他

   研究開発活動は特段行っていない。

PR
検索