企業共和レザー東証スタンダード:3553】「化学 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当企業グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業グループが判断したものであります。

(1)会社の経営の基本方針

 当企業グループは次に掲げる「経営理念」のもとに、お客様・仕入先様・地域・グループ各社・社員と「和と輪」を繋ぎ、社会に喜びと感動を提供していきます。

① 社会との和

 高い倫理観を持ち、オープンでフェアな企業活動を通じて社会から信頼される企業市民となる

② お客様との和

 お客様の期待を超える新たな価値を、継続的に想像・提供する

③ 共和グループの輪

 時代のニーズを先取りし、他社を圧倒する開発力・生産力を実現する

④ 社員の和

 労使相互信頼を土台に、社員が誇りを持ち成長を実現できる企業風土を醸成する

(2)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当企業グループは、将来の持続的成長を念頭に置き、販売面、技術開発面、生産面の重点戦略を実施してきました。しかしながら新型コロナウィルス感染症や世界的な半導体不足などによる主要顧客の減産や、世界的な資源高による原材料や燃料の値上りなど、収益環境は大幅に悪化いたしました。

 今後の見通しにつきましては、新型コロナウィルス感染症の分類変更による経済活動の正常化に加え、自動車業界における半導体問題に明るい兆しが見え始めるなど、景気が持ち直していくことが期待されます。しかし、ウクライナ問題の長期化による物価上昇に加え、世界的な金融引き締めによる海外景気の下振れ懸念もあり、景気の先行きは予断を許さない状況です。

 このような状況の中、当企業グループは今後の受注に素早く対応するとともに、引き続きムダの徹底排除を行うことで業績の回復に努めてまいります。さらにDXなどによる働き方改革や職場環境整備により、業務効率化を図ります。それによって捻出したリソースをSDGsなどの社会的課題の解決に充ててまいります。

 また、カーボンニュートラル達成に向け、環境にやさしい商品を開発し、環境に負荷を与えない資源循環型の会社を目指してまいります。

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