企業兼大株主フジマック東証スタンダード:5965】「金属製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 研究開発につきましては、業界トップクラスの提案力を背景に、市場のニーズと顧客の要望を的確に把握し、顧客価値とSDGsの両立を追求した新技術の導入と研究開発によって、フードビジネスのトータルサポートに努めております。

 当連結会計年度においては、厨房における環境改善、省人化、省エネ、調理性能の向上を目的としたシステム化、自動化の基礎研究と応用製品の開発に注力してまいりました。

 以上の結果、当連結会計年度の研究開発成果と研究開発費は以下の通りであります。

◎基礎研究

 ○新搬送システム

  ・病院、老人介護施設などで使用されている冷温蔵配膳車を用いた配膳業務の省人化の対策として

   新たな搬送システムの研究に取り組んでいます。

◎新規製品開発成果

 ○新冷媒を採用したリーチインの開発

  ・自然冷媒を新たに採用し地球環境負荷を軽減させた冷蔵庫、冷凍庫の開発を行い、

   販売を開始いたしました。

 

◎モデルチェンジ、マイナーチェンジ、バリエーション追加製品開発成果

 ○省エネジェットオーブンの製品化

  ・平均20%のガス消費量を削減し、機器本体からの発熱を軽減させることで厨房環境を改善した

   ジェットオーブンの発売を開始しました。

 ○業界トップクラスの省エネ性能を持つコンベア洗浄機の製品化

  ・高効率な熱交換器の開発による省エネ性能と節水方式の採用によりランニングコストを削減した

   コンベア式洗浄機の発売を開始しました。

 ○高速オーブンの製品化

  ・従来から評判の高い高速調理性能に加え、清掃性の向上をはかった高速オーブンの発売を

   開始いたしました。

 ○ブラストチラー&フリーザの製品展開

  ・自動乾燥機能およびIoTキッチンリンク・クラウドに対応した台下モデルのラインナップを追加し、

   販売を開始しました。

 ○UL、NSF認証対応の全自動炊飯器の製品化

  ・米国食品工場向け電気式全自動立体式炊飯器の販売を開始しました。

 ○特定顧客様向けハーフウオーミングキャビネット(チキン保温庫)の製品化

  ・グローバル認証を取得したハーフウオーミングキャビネットの販売を開始しました。

 

◎研究開発費: 168百万円

 なお、当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり単一のセグメントであります。

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