コンセック 【東証スタンダード:9895】「卸売業」 へ投稿
企業概要
当社グループの研究開発は、当社技術製造部を主体として工事・販売の関連部門等から広く情報を収集しながら、建設工事等に係る新施工技術及び新製品開発・改良の研究活動を行っております。
現在の研究開発スタッフは、グループ全員で12名在籍し、これは総従業員の2.8%に相当しております。当連結会計年度における事業の種別セグメントごとの研究目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費は68,782千円となっております。
(1) 切削機具事業
鉄筋コンクリートを穿孔・切断する工具機器等を研究開発する目的で活動を行った結果、主な成果は次のとおりで、研究開発費は68,782千円であります。
①自動送り装置「BE-32A Pro」の開発
電動ウォールカッター・電動ワイヤーソーで切断中のソーモータの負荷が一定になるよう、送り速度を自動制御します。デジタル表示を採用し、自動制御の設定電流値の表示や切断中のソーモータの負荷電流値の表示、エラー発生時には原因が表示でき、機械の状態を細かく把握しやすくなりました。
電源接続時や電源ON時にボタン部のバックライトが点灯し、暗所でも使いやすくなりました。
②油圧ユニット「E-2002A eco+(エコプラス)」の開発
環境にやさしい生分解性作動油を採用した油圧ユニットです。自然界に生息するバクテリアによって分解されやすく、機械の不慮の事故等で漏えいしたとしても、自然界に与える影響の少ない環境適応型の潤滑油です。
③狭隘用コアドリル「SPJP-063C」の開発
今まで困難であった「橋の支承交換」「マンホール内」「CCボックス内(電線共同溝)」等の、施工スペースの狭い場所での穴あけが可能です。旋回ライナを開くことで、コア折りやチューブの継ぎ足しが容易にできます。
④ギヤドモータ「SPO-400A3」の開発
ロングセラーモデル“SPOシリーズ”の正統な後継機種です。3段変速になりましたが、2段変速の旧型よりも小さく、軽量です。
⑤連結式ワイヤーソー防護シート「1.5×2m」の開発
ワイヤーソー工事では防護シートを複数枚並べて安全養生します。防護シートを1枚ずつ固定するのは困難でしたが、当該連結式ワイヤーソー防護シートは4辺のハトメを使って防護シート同士を連結できるため、広範囲の養生が容易となります。
ハトメのピッチは4辺すべて等間隔なので、1.5m方向または2m方向のどちらでも防護シートを連結することができます。また、防護シートの位置を少しずつずらしながら連結することで階段状にするなど、現場に合った自由な形での養生ができます。特許申請済みです。
⑥バキュームパッド「VP-1730F、VP-2234、VP-3036」の開発
床面専用の小型タイプを新たにラインアップに加え、バキュームパッドVPシリーズを一新しました。凹凸のないフラット形状で、ポールベースを縦横どちらの向きにも取付けて使用できます。スポンジクッションは脱着可能に変更しており、傷んだ際の交換が容易になります。四隅のアイボルトでレベル調整を行うことができ、また落下防止具のつなぎ口も担います。
(2) 特殊工事事業
当連結会計年度において該当する研究開発活動はありませんでした。
(3) 建設・生活関連品事業
当連結会計年度において該当する研究開発活動はありませんでした。
(4) 工場設備関連事業
当連結会計年度において該当する研究開発活動はありませんでした。
(5) 介護事業
当連結会計年度において該当する研究開発活動はありませんでした。
(6) IT関連事業
当連結会計年度において該当する研究開発活動はありませんでした。
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