他社比較
セシール
企業概要
当社グループは創業40周年を迎える2012年に向かって、2008年を開始年度とした5ヵ年の中期経営計画「セシール・ルネサンス」を策定し、新生セシールの再生・成長を実現するため下記の6つの課題及びその課題克服のための戦略方針、具体的施策に取り組みます。
① 通販事業の再生・成長の加速
カタログ事業部門とマーケティング部門の役割分担を明確化し、下記の方針及び重点施策の展開を図る。
方針1: 集中投資型アプローチへの転換
新規顧客獲得・休眠顧客復活のための施策をウェブ展開も含め、マーケティング部門に集中し、横串施策として展開。その際、単年度利益でなく、「投資」として収益管理を実施する。
方針2: カタログ事業部門間での顧客の共有・育成の促進
カタログ媒体・商品ジャンルの垣根を越えて顧客を共有化し、継続率、購買頻度及び購買単価の向上を図る。
方針3: カタログ事業部門の注力範囲の明確化
アパレル系カタログ事業部門は継続客からの収益を最大化し、全社取組みに必要なキャッシュを創出するという役割を明確化。一方、ノンアパレル系カタログ事業部門(ライフ及びB&H)はそのセグメントフリーな商材特性を活かして新規獲得・休眠掘起しの強化を図る。
② 新規事業戦略の育成
第二の「収益の柱」をセシールの「強み」にこだわった5つの事業開発テーマに絞って育成。
総合通販市場の飽和状態を鑑み、「収益の柱」となりうる新規事業のシーズをトライアンドエラーを重ねながら育成。その際、セシールの「強み」を最大限活用することで、何故セシールが取組むのか、競合優位性は何かが明確にできる5つの事業開発テーマに沿った案件に優先順位をおく。
テーマ1.高付加価値サービスの提供
テーマ2.新ジャンルでの高額商材の拡充
テーマ3.海外通販事業への進出
テーマ4.顧客DBを梃子にしたDBマーケティング事業の確立
テーマ5.オンラインショッピングモールの構築
フェーズを細かく区切り、事業性・収益性をきっちりと見極めつつ、本格事業化すべきか、撤退すべきかを明確なルールのもとで意思決定。
③ 四国市場での事業強化
事業の主要機能を置く四国市場での取引量を拡大し、事業インフラの稼働率を改善、四国での存続意義を明確化。
④ 事業の筋肉質化-コスト業務・改善
緊急度の高い4つの改善テーマを選定、部門横断チームにより組織的かつ継続的な改善方法の確立を図る。
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