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星4つ 企業菱洋エレクトロ  企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2023年1月31日)現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営方針及び経営環境、優先的に対処すべき課題

 当社グループは、「半導体/デバイス」と「ICT/ソリューション」を事業領域に有するエレクトロニクス商社として、国内外の電子機器メーカー、電子機器ユーザーに対して商品の販売及びこれに付随するサービスを提供しており、『お客様の課題やお困りごとを他社よりも早く、優れたやり方で解決させていただく企業』をビジョンとして掲げ、企業価値の向上を目指しております。

 しかし、エレクトロニクス商社を取り巻く環境は、社会全体でのIoT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速する中、ここに技術革新として、新たなテクノロジーの活用が急速に進むことで大きな環境変化を迎えると共に、エレクトロニクス商社に求められる機能や役割にも変化が生じております。加えて、半導体をはじめとする電子部品メーカーやIT機器メーカーの合従連衡などに伴う商社間の競争が激しさを増す一方、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体をはじめとする部材供給不足問題、地政学リスクや金融市場の動向といった外的要因が事業環境や業績に及ぼす影響は非常に大きく、低い収益性の利益構造であるにも拘わらず、外部環境の変化に左右されやすい状況にあります。

 このような状況の下、当社グループでは2022年2月から開始した3ヶ年計画において「お客様接点の拡充と深掘」、「独自性の追求」及び「生産性の向上」の3点を戦略骨子として位置づけております。電子機器におけるサプライチェーンの上流から下流に幅広く接点を持つ事業の特徴を生かし、エンドユーザーから得られた市場ニーズを強みとして上流にあたる電子機器メーカーとの接点を拡充し、製品・技術・サービスを組み合わせて独自性のあるソリューションを提供し、サプライチェーン全体で「ビジネス(情報/価値)の循環」をつくるキープレーヤーとなることで、環境変化に強い事業基盤を形成してまいります。

 また、現行の3ヶ年計画において、独自の付加価値の形成に繋がる要素技術の獲得や機能補完を目的とした投資・M&A、強固な経営基盤の確立や更なる成長機会の獲得を視野に入れたアライアンスについても検討してまいりました。

2023年2月7日公表の「株式会社リョーサンの株式取得に関するお知らせ」及び2023年3月9日公表の「株式会社リョーサンの株式追加取得に伴う持分法適用関連会社化に関するお知らせ」に記載のとおり、同社との事業上のシナジーの追求や今後の幅広いアライアンスのあり方について検討・協議を加速させ、お客様のみならず市場全体が抱える課題やお困りごとの解決に貢献する新たなエレクトロニクス商社像の実現を目指してまいります。

(2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社グループの2022年2月から開始した3ヶ年計画におきましては、客観的な指標として「売上高」「営業利益」「ROE」を重要な経営指標と位置づけております。

<3ヶ年計画における数値目標>

売上高

営業利益(率)

ROE

1,100億円

33億円(3%)

5.5%

より抜粋
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