タムロン
【東証プライム:7740】「精密機器」
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企業概要
当社グループの研究開発活動は、光学開発センター及びR&D技術センターが研究開発、光学開発技術、レンズ加工技術、コーティング/フィルタ技術、アクチュエータ技術、樹脂成形/金型技術といった基幹となる各要素技術の開発を行い、製品開発については各事業本部の技術部門が行っております。
当連結会計年度における研究開発費は7,092百万円となりました。各セグメント別の研究開発活動の成果は以下のとおりであります。
(写真関連事業)
写真関連事業では、自社ブランド製品において、ソニーEマウント用で望遠ズームレンズ(A069)、高倍率ズームレンズ(A074)、中望遠マクロレンズ(F072)の3機種、ニコンZマウント用で大口径標準ズームレンズ(A
063)、超望遠ズームレンズ(A067)、中望遠マクロレンズ(F072)を発売し、既存マウントでのラインナップ拡充を更に加速させました。また、12月には当社初となるキヤノンRFマウント用として超広角ズームレンズ11-20mm F/2.8 RXD(B060)を発売し、対応マウントの拡充も図り、新製品投入本数を計7機種へと増加させました。このような結果、当事業に係る研究開発費は4,954百万円となりました。
(監視&FA関連事業)
監視&FA関連事業では、都市監視も含めた旺盛なセキュリティ需要、製造業の高度化・効率化推進による底堅いFA/マシンビジョン等の需要等を見据え、様々な用途での高画素等のニーズに対応すべく、各種レンズの開発を行い、カメラモジュールの開発も進めました。このような結果、当事業に係る研究開発費は1,295百万円となりました。
(モビリティ&ヘルスケア、その他事業)
モビリティ&ヘルスケア、その他事業では、高い市場成長が今後も見込まれる車載用レンズにおいて、特に需要が見込まれるセンシング用途のレンズ開発に注力すると共に、今後の事業拡大を目指す医療分野での要素技術や製品開発を進めました。このような結果、当事業に係る研究開発費は842百万円となりました。
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