企業オーバル東証スタンダード:7727】「精密機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当企業グループは<流れに価値を加えます>を企業メッセージとし、顧客満足を常に念頭において事業展開し、センシング技術、エレクトロニクス技術等の技術基盤の強化を図り、またグローバル化を志向した高精度・高信頼性・高機能の流量センサによる市場拡大を図るため、水素等の新エネルギー産業、自動車や船舶産業および計測新分野への展開や、省力化、省エネルギー化、効率化、データの見える化等に資する無線技術を活用した電池駆動IoTセンサ関連製品の創出を行い、流量管理、精度管理、省エネ管理等に貢献できる研究開発に取り組んでおります。

 研究開発は、次世代製品を担う基礎研究と、リニューアルおよび既存製品の応用展開を推進する応用・改良開発とを融合化して、将来を見据えた総合研究開発を行っております。また、知的財産についても、国内、海外において戦略的に権利化を行っております。

 当企業グループは、計測機器等の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。また、研究開発活動は計測機器事業およびこれに付帯する事業全体に関連し、その成果を各部門で共有しているため、部門別にも記載しておりません。

 当連結会計年度は、「液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計 UC-1」および「パネルマウント形 無線積算計 EL9240」を開発しました。UC-1は「配管の外側から取付可能(クランプオン)」、「取付工具不要」、「長寿命の電池駆動」および「無線通信機能を搭載」、更には「1機種で多口径の配管に対応」することにより「完全工事レス」を実現した画期的な流量計となっております。「完全工事レス」としたことで、従来、商業施設や工場等におけるユーティリティ流体管理ニーズにおいて、流量計導入の大きな障害となっていた「導入コスト」や「工事期間」などの課題を解決します。また、EL9240は、UC-1を含む当社製無線流量計と無線通信を行い、流量情報を表示する電子計器であり、近年関心の高まっている工業無線計装を手軽に導入できる製品となっています。簡単・手軽に導入できるUC-1を枝管の隅々まで設置することで、人手をかけずに事業所全体のきめ細かな流量管理が可能となり、省エネ・脱炭素化の推進への大きな貢献が期待できます。このように、当企業グループでは、労働人口減少や環境問題などの社会問題全般の解決に貢献し得る研究開発活動を推進しております。

 なお、当連結会計年度における研究開発費は499百万円であります。

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