TOYO TIRE
【東証プライム:5105】「ゴム製品」
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企業概要
(1)経営方針
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 会社の経営の基本方針
当社グループは2017年1月1日付で「社是」「私たちの使命」「私たちのありたい姿」「私たちの持つべき価値観」を新たに理念体系として整備し、全役員・全従業員がこれらの理念を実践、体現することを基本的な経営姿勢としております。
当社グループは、理念に掲げた使命を果たし、ありたい姿を実現していくために、経営基盤の強化、よき企業風土の醸成、また、企業価値を高める事業戦略を打ち立て、その確かな遂行に努めていくことを経営の基本方針としております。
(理 念)
社 是 | 昨日より今日はより良くより安く、需要者の為に各自の職場で最善を |
私たちの使命 (ミッション) | お客さまの期待や満足を超える感動や驚きを生み出し、 豊かな社会づくりに貢献します。 |
私たちの ありたい姿 (めざす企業像) | 一. 私たちは、たゆまぬ技術革新によって、一歩先の未来を創る企業をめざします。 一. 私たちは、挑戦心と独創的な発想にあふれた闊達な風土を持つ企業をめざします。 一. 私たちは、企業活動に関わるすべての人びとと喜びを分かち合う企業をめざします。 |
私たちの 持つべき価値観 (TOYO WAY) | 公正さ 社会に正しく役立つことを旨として、私心のない公明正大な行動をとる。 誇 り 会社と仕事、自分自身に高い誇りを持ち、最後まであきらめない。 主体性 何事にも、自らが主体となって受け止め、自らが主体となって取り組む。 感 謝 人と社会に思いやりと感謝の心を持ち、誠意を込めて力を尽くす。 結束力 仲間とともに知恵と力を結集し、常に創意工夫と改良改善を続ける。 |
② 目標とする経営指標及び中長期的な会社の経営戦略
中期経営計画の推進
当社グループは、持続的成長を企図して策定した5ヵ年の中期経営計画「中計’21」に取り組んでおり、その最終年度を迎えました。
タイヤと自動車部品を事業の中核に置き、各機能別組織がケイパビリティの最大化と強固な相互連携を図ることにより、当社独自の強みのさらなる強化に取り組んでいます。変化の激しい経営環境のなか、迅速かつ柔軟な適応力を高めるとともに確かなガバナンスと適切なコンプライアンスの体制を堅持し、企業として経済的価値、環境的価値、社会的価値の創造に努めています。
中計’21に掲げた経営指標に対しては連結営業利益率、重点商品販売構成比率、連結営業利益、ROEの項目で既に目標値を捉えています(下表)が、すべての経営指標の達成に向け各種施策にさらに果敢に取り組んでまいります。
経営指標 | 目標数値 | 達成時期等 | 実績 |
連結営業利益率 | 14%超 | 2025年度 | 16.6% |
重点商品販売構成比率 | 55%超 | 2025年度 | 69% |
連結営業利益 | 600億円 | 2025年度 | 940億円 |
ROE | 12%以上 | 中計’21期間中 | 17% |
設備投資 | 1,940億円 | 中計’21期間(5ヵ年)累計 | 当期までの累計1,448億円 |
株主還元 | 配当性向30%以上 | 中計’21期間中 | 25% |
詳細については、当社ウェブサイトIR情報(https://www.toyotires.co.jp/ir/)に掲載の『中期経営計画「中計’21」』をご参照ください。
また、本中期経営計画においては、持続的な成長を支える経営基盤を構築するため、重要な柱の一つとして「サステナビリティ経営へのシフト」を掲げています。この実現に向け2023年度より発行の「統合報告書」に基づき、ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを深めることで、経営品質のさらなる向上を目指してまいります。なお、統合報告書、サステナビリティに関する取り組み及び目標設定の詳細については、当社ウェブサイトのサステナビリティサイト(https://www.toyotires.co.jp/csr/)をご参照ください。
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