企業兼大株主アルフレッサホールディングス東証プライム:2784】「卸売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

(1) 経営方針

 アルフレッサグループは、「グループ理念」および「サステナビリティ基本方針」等として次のように位置づけております。


(注) 2026年3月期の期首より従来の医療関連事業を調剤薬局等事業に改称し、その他事業セグメントを新設しております。




(2) 中期経営計画

 アルフレッサグループは、2028年3月期を最終年度とする「25-27 中期経営計画 Vision2032  Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~」を策定しております。

① 「25-27中期経営計画」グループ経営方針




グループ全体で、医薬品等の導入・開発、製造から物流・販売、市販後調査、ラストワンマイルまでをシームレスに提供し、限定流通品の獲得、CDMO事業の拡大、安定的なサプライチェーン運営を目指してまいります。



 成長が期待されるモダリティに、グループとして一元対応できるように機能を充実してまいります。



持続的成長に向けて新たな収益モデルを構築するため、各事業セグメントならびにTSCS、再生医療関連事業、医療周辺事業、海外事業に積極的に投資をしてまいります。



グループ価値向上に向けて基盤事業の収益力向上を図ってまいります。



物流費や人件費等の上昇、毎年薬価改定の環境の中、コストコントロールの徹底を進めてまいります。



サステナビリティ基本方針については、グループ理念に加え、持続可能な社会と企業価値向上を目指す姿勢をより詳しく表現し、サステナビリティ重要課題も新たに特定いたしました。

② セグメント別の重点施策

(A) 医療用医薬品等卸売事業


(B) セルフメディケーション卸売事業


(C) 医薬品等製造事業


(D) 調剤薬局等事業


(3) 目標とする経営指標

25-27中期経営計画の最終年度である2028年3月期の経営目標を次のとおり設定しております。

目標とする経営指標

2028年3月期

売上高(連結)

3兆3,000億円

営業利益(連結)

435億円

ROE(3年平均)

7%水準

投資計画(累計)

1,200億円

株主還元

DOE(注) 2.5%以上かつ累進配当

(注)DOE:連結純資産配当率

〈投資計画(累計)〉

2026年3月期から2028年3月期までの3か年累計で1,200億円規模の投資を予定しております。


(4) 経営環境

当社グループを取り巻く経営環境は、今後大きく変化することが予想されております。



(5) 優先的に対処すべき事業上の課題

① 企業価値の向上に向けた取り組み

アルフレッサグループでは、グループ理念に基づいて、健康寿命の延伸、地域医療への貢献、ヘルスケア・イノベーションの社会価値を創造するため、2032年度を目標年度とする「アルフレッサグループ中長期ビジョン」を策定しております。

中長期ビジョン達成に向けた第2ステージとして、2026年3月期から2028年3月期までの25-27中期経営計画を位置付け、①グループの経営資源を有機的に一体活用する「トータルサプライチェーンサービス(TSCS)進化拡大のためのグループ総合力発揮」、②新しい収益モデルの構築に必要な「成長事業・新規事業への戦略的投資」、③競争優位性を更に高めるための「基盤事業のさらなる競争力強化」、④足元の経営環境の変化に対応した「コストコントロールの徹底」、⑤中長期的な企業価値向上につながる「サステナビリティ経営の推進」の5つの方針の下、下記のグループ経営目標に取り組んでおります


(A) 事業戦略 ~トータルサプライチェーンサービスの取り組み~

 医薬品開発・製造の世界では、医薬品のスペシャリティ化、新興バイオベンチャーの台頭等が急速に進行しており、医薬品メーカーの戦略的なパートナーとして、医薬品の導入・開発、製造から物流・販売、市販後調査まで、シームレスなサプライチェーンを提供できる企業が求められております。

 当社グループは、25-27中期経営計画の主要方針として、グループ全体で保有する様々な経営リソースを一体活用して「トータルサプライチェーンサービス(TSCS)」を提供し、限定流通品の獲得、受託製造事業の拡大、および安定的なサプライチェーン運営を目指し、製造から流通まで一気通貫できるTSCSモデルを確立してまいります。

(B) 財務・資本戦略

「25-27中期経営計画」の財務資本戦略として、資本効率(ROE)の向上と財務健全性を意識しつつ、持続的企業価値向上のための積極的成長投資と安定した株主還元に取り組んでまいります。3年間の主要な指標として、累計営業利益額1,190億円、平均ROE7%水準、投資1,200億円規模、政策保有株式の連結純資産比率10%未満(28年3月期)、DOE2.5%以上かつ累進配当を掲げております。

(C) 非財務(ESG)戦略

 グループ理念に基づいて「サステナビリティ基本方針」を策定しております。社会環境課題の解決に取り組み、持続可能な社会と企業価値の向上を目指しております。

25-27中期経営計画の策定にあたり、サステナビリティ重要課題を見直し、地球環境保全、医薬品・サービス等の安定供給、地域医療への貢献、ヘルスケア産業発展への貢献、人財の活躍推進、コンプライアンス、リスクマネジメント、コーポレートガバナンスの8項目を選定いたしました。今後、この重要課題への取り組みを推進してまいります。

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