養命酒製造 【東証プライム:2540】「食品業」 へ投稿
企業概要
当社は、「生活者の信頼に応え、豊かな健康生活に貢献する」を経営理念に事業を展開しており、生活者の健康に対する多様なニーズに応えるため、様々なカテゴリーの商品開発を進めてきました。また国内のみならず、海外市場向けの商品開発も進めており、これら開発を行うにあたっては、お客様の価値を起点としたマーケティング思考を最重視しています。また、大正製薬株式会社をはじめとした企業や外部機関との連携を活かし、商品価値の向上や深化を進めると共に、原料生薬の安定確保に繋がる活動も行っております。
当事業年度の研究開発費の総額は259百万円となりました。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1)養命酒関連事業
当事業年度は、クラフトジンの「香の雫」が、国際的な酒類品評会「香港 インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション (HK IWSC) 2022」において銀賞(シルバー)を受賞しました。また、「香の雫」をリニューアルし、アルコール度数を37%から40%に上げることで、より香り高く、カクテルなどで飲んでもしっかりと香りとボリュームのある味わいを感じる仕様にしました。
以上の結果、養命酒関連事業の研究開発費は234百万円となりました。
(2)くらすわ関連事業
「広げる、すこやかなくらしの輪」のブランドコンセプトに基づき、「おいしい体験、たのしい体験、すこやかな体験」の3点を意識しながら、食品を中心に新商品の開発や既存品のリニューアルを行っております。また、素材の良さを活かした製法にこだわり、おいしさや安心・安全への意識が高いお客様へ向けた商品展開を関連部門や製造委託先企業と連携を密にしながら商品開発を進めております。
当事業年度は、すこやかさを感じていただけるオリジナル菓子として、新たに「五色豆」、「素材せんべい」、「果実とナッツの玄米おこし」などを開発しました。その他としては、「信州りんごバター」や「うまろみピクルス」、「くらすわ香りだし」や「くらすわ深みだし」なども開発し、品揃えの幅を広げております。
以上の結果、くらすわ関連事業の研究開発費は25百万円となりました。
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