企業兼大株主プラネット東証スタンダード:2391】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社では、将来へ向けた取り組みとして以下の研究開発を行いました。

(1) 量子コンピュータによる物流最適化の研究

 物流の2024年問題に対応するため、量子コンピュータを活用した「SCM最適化」の実験と検証を継続して進めました。

 現在、業界各社への普及が進んできているロジスティクスEDIデータを活用すると業界全体の配送状況を可視化することができます。これを応用して複数企業が協調することにより、トラックへの積載と配送ルートの最適化を図ることができると考えています。業界レベルの業務効率化とサステナブルな物流の実現を目指してまいります。

(2) 返品適正化の研究

 一般消費財業界では、製・配・販が協力して返品削減への取り組みが進んでいますが、それでも少なからず返品が発生しています。その返品に係る取引企業間の調整業務のDXを進めるためのプラットフォームの有効性の検証を実施し、新サービスとして稼働すべく準備を進めております。

(3) LLM(大規模言語モデル)による商品マスタメンテナンスの研究

 近年の生成AIの圧倒的な進化により、人手による作業でしかできなかった業務も自動化できる可能性が出てきました。当社では、多くの消費財メーカーで行われている独自の商品カテゴリや特性を設定する業務にLLMを活用する研究に着手しています。

 この業務は人手で行われているのが現状ですが、多大な労力とコストをかけているだけでなく、ミスの発生、作業精度のばらつき等の課題も顕在化しています。LLMによりこれらの課題を解決することで、業界全体の生産性向上が期待されます。

 なお、当事業年度の研究開発費の総額は、81,622千円となっております。

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