企業WDI東証スタンダード:3068】「小売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)会社の経営の基本方針

 当社グループは「ダイニングカルチャーで世界をつなぐ」を企業理念に、世界の様々な国と地域で育まれた食文化を担い、伝道師の役割を果たすことを使命としております。

「ホスピタリティ」「本物志向」「チャレンジスピリッツ」「グローバル」をキーワードに、国内のみならず、海外においてもレストラン事業を行っております。安心・安全を基盤とし、個性ある食事の楽しみ方を提供し続けることにより、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 今後の外食産業を取り巻く経済環境は、米国新政権の関税措置が世界経済に及ぼす影響から、景気の下振れリスクが懸念されます。また、国内においては、継続的な賃上げや訪日外国人の増加によるインバウンド需要の回復等も下支えとなり、消費動向は改善してまいりました。一方で、少子高齢化に伴う労働力不足に加え、米国新政権の関税措置による原材料及びエネルギー価格の更なる高騰など課題は少なくありません。

 当社グループといたしましては「信頼されるブランド創り」を2025年度のテーマとして掲げ、5つのフィロソフィーである「ホスピタリティ」「本物志向」「チャレンジスピリッツ」「グローバル」「サステイナビリティ」を念頭に置きながら、様々な施策に取り組んでまいります。

 なお、具体的な施策は以下のとおりです。

①Q.S.C+A(Quality・Service・Cleanliness・Atmosphere)の向上

 当社グループは、Q(クオリティ=品質)、S(サービス)、C(クレンリネス=清潔)に加え、A(アトモスフィア=雰囲気)を重視し、日々改善に取り組んでおります。信頼されるブランド価値の向上に向けて、WDIの強みであるマルチブランドの個性をさらに磨き上げ、Q.S.C.Aの質を一層高めてまいります。これにより、差別化を図り、WDIらしい独自性の高いブランドづくりを確立してまいります。

②継続的な適正価格への調整

2024年度、当社グループは原材料及びエネルギー価格の高騰や人件費の上昇等に対処するため、メニュー価格の適正な価格への調整を行ってまいりました。

2025年度では米国新政権の関税措置の影響による原材料等の更なる上昇が懸念されております。今後も必要に応じて適正価格への調整を実施いたします。

 また、単なる販売価格の上昇ではなく、お客様にとってお店で過ごす時間そのものの付加価値を高めることで、価格を上回る「感動体験」につながるように努めてまいります。

③WDIホスピタリティ

WDIが大切にする心に響くホスピタリティを通じて、お客様一人ひとりに「感動体験」を提供してまいります。

 また、お客様に対してだけでなく一緒に働く仲間へのホスピタリティを発揮してより良い職場環境づくりを引き続き努めてまいります。

 ホスピタリティのプロフェッショナルとして、常に相手の気持ちに寄り添う心配りを大切にしてまいります。

④サステイナビリティ経営の具体的なアクションへ

2025年度の当社グループのサステイナビリティ経営としては、「人財」「環境」「食材」の大きな3つのテーマについて、アクションを進めてまいります。

「環境」においては、2024年度に2店舗がエコマーク認定を取得しました。引き続き、認定店舗の拡大に努めてまいります。また、「エネルギー(水光熱)」についても、並行して取り組みを進めてまいります。「食材」においては、サステイナブル食材・飲料の活用及び食品ロス問題への取り組みを進めてまいります。「人財」においては、定着率に目標を設けて取り組みを進めてまいります。

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