企業WDBココ東証グロース:7079】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。本項目を含む、本書における当社に関連する見通し、計画、目標などの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報に基づき、本書提出日時点における予測等を基礎としてなされたものであり、実際の結果は記載内容と大きく異なる可能性があります。

(1) 会社の経営の基本方針等

 当社の顧客である医薬品・医療機器企業は、開発コストの増大や薬価の引き下げ、医療機器の保険償還価格の減少による収益性の変化等によって厳しい状況に直面しています。そのため、各業務部門においては、中長期的に大幅なコスト削減が求められる中で、増大する業務負担の増大に対応しなければならないという複雑な課題に直面しています。

 このような状況の中、業務支援によって顧客の課題を解決することを事業の軸としてきた当社は、医薬品・医療機器企業の開発から製造販売後の各段階における「安全性情報管理」、「製造販売後調査」、「ドキュメントサポート」、「臨床研究」の各サービスを通じて、継続的な品質向上や生産性改善を伴う受託業務のオペレーションに加えて、標準化・自動化の推進によって改革した業務プロセスとオペレーションの提供を行ってまいりました。これにより、顧客の課題解決の支援とさらなる価値の提供を進めることで、市場の競争優位性の強化に繋げ、持続可能な成長の達成と中長期的な企業価値の向上に努めております。

(2) 目標とする経営指標

 当社は、売上高経常利益率を重要な経営指標と捉えております。今後も収益力の拡大に注力し、株主価値の向上に努めてまいります。

(3) 会社の対処すべき課題

CRO市場においては、委託対象業務やその進め方が変化しています。特に、生成AIや自動化技術の進展により人手による定型業務の代替が進み、市場全体の委託ボリュームの縮小という構造的な変化が顕在化しつつあります。

 当社はこの構造的変化を的確に捉え、業務プロセスの自動化・標準化を推進するとともに、業務の安定性と効率性を両立させるセンター運営を強化いたします。それにより、判断、顧客対応、品質担保、マルチタスクといった人が担うべき高付加価値領域に資源を集中させ、AIと共存する新たなCROモデルを確立し、顧客の本質的な課題解決に応えてまいります。

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