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【名証メイン:3066】「小売業」
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企業概要
(1)会社経営の基本方針
当社グループは、企業理念「おいしさと楽しさを創造し、笑顔あふれる社会づくりに貢献すると同時に、全社員・パートナーの物心両面の幸せを追求する」を礎とし、事業領域を「ニッポンの美味しさ・楽しさを提供する企業グループ」と定めると共に、「社員・パートナーの意識の高さにおいて外食産業日本一(まずは東海エリアNo.1)」を社内目標として掲げ、内部体制の充実を伴った着実な成長を基本とし、中長期的観点では、フィロソフィを共有する組織パワーが、規模拡大の基盤であることを徹底し、事業展開します。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、健全な成長と経営の安定性を確保するため、上表の連結業績数値の他、重視する経営指標とその目標値として、①連結売上高対経常利益率4.0%、②外食事業の直営店1店舗当たりの平均月商890万円(第47期目標値、第44期実績は766万円)、③連結ネットDEレシオ1.0を採用しています。
なお、実際の業績は、当社グループを取り巻く諸環境の変化や、当社グループが目指す事業領域の拡大等々、様々な要因により、本数値目標と異なる結果となる可能性があります。
(3)経営環境および中長期的な会社の経営戦略
国内の外食マーケットは、マクロ的な観点では大きな拡大は見込めず、更には同業他社や中食等との競合激化も避けられない状況にありますが、独自性に強みがある業態には伸びる余地があると考えます。また、インバウンド消費や、海外マーケットにも成長の可能性を見いだすことが出来ます。
当社グループは、「中華・ラーメンのレストランチェーン展開企業」から、M&A等も活用することで周辺事業へも進出し「ニッポンの美味しさ・楽しさを提供する企業グループ」へと事業領域を拡大しています。また、ホールディングス機能の拡充とともに、各子会社の自立を促進しつつ、シナジー効果も創出することでグループの全体の成長を図り、企業規模拡大が収益拡大に直結できるよう、製造食材の販売事業の拡大、フランチャイズシステムの採用、経営人材の育成、および内部管理体制を強化し、着実なスクラップアンドビルドも実施し、収益力の向上を図ります。
加えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進および労務環境への充分な配慮と積極的な向上は、企業規模拡大における重点課題であり、重要な経営戦略として捉え推進します。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
今後の経済動向は、物価高や円安、地政学リスクの影響により不透明感が強まると見込まれます。賃上げや訪日客回復が追い風となる一方、実質賃金の伸び悩みや物価上昇による消費抑制が懸念されます。
外食産業では、原材料費や人件費の高騰が続く中、価格改定による客数減少や生活防衛意識による外食控えが懸念されます。業態・立地による業績差も顕著で、柔軟かつ迅速な対応が求められます。
このような状況下で当社グループは、引き続き「社員・パートナーの意識の高さにおいて外食産業日本一(まずは東海エリアNo.1)」を目標として掲げ、内部体制の充実を伴った着実な成長を基本とします。
中長期的観点では、フィロソフィを共有する組織パワーが、規模拡大の基盤であることを徹底し、中期計画を確実に達成する体制を整備し、具体的には、以下を着実に推進します。
1.労働環境を整え、顧客に選ばれる独自の業態力を磨き、1店舗当たりの売上・利益を伸ばし、店舗数を増やす
2.投資の推進、①働く環境、②DX、③製造部門、④店舗、⑤M&A
3.関東エリアの重点拡充、FC店舗の比率を高め、プロデュース店を含めた外販を拡大
4.海外出店および食品輸出の推進
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