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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。なお、本文中での年度表記は右記のように記載しています。例:2024年3月期→2023年度

1.中期経営計画「G-EST2025」について

 当社グループを取り巻く環境は、急速に変化する技術革新に加え、新型コロナウイルス感染症の流行を背景とした社会環境の変化により、映像関連事業においても、オンラインライブ市場の出現や動画配信市場の急激な拡大など様々な変化が起きています。当社グループはこのような変化を成長機会と捉え、2021年度に中期経営計画「G-EST2025」(ジーエスト2025)を策定いたしました。

 中期経営計画は、4つの基本戦略とそれらを支える3つの戦略的施策(DXによる経営改革、技術開発力強化、人材の確保・活性化)、SDGsの取り組みから成り立っており、2025年度目標売上高1,000億円、のれん等償却前営業利益率8%の実現に向けて事業を推進してまいりました。

2.中期経営計画の進捗と基本戦略・経営指標の再設定

 中期経営計画の2年目となる2022年度は、国内外の動画配信事業者向けE2Eサービスが好調に推移し大幅に伸長したことなどで、売上高は941億円、のれん等償却前営業利益は57億円(利益率6.1%)と中期経営計画を上回る結果となりました。また2023年度の業績予想は売上高1,000億円、のれん等償却前営業利益59億円(利益率5.9%)といたしました。

 中期経営計画に掲げた2025年度に目指す姿「高収益体質のグループ」を実現するためには「収益力の向上」が重要課題であると認識し、それぞれの戦略方針を見直すとともに「ゲーム関連事業の拡大」を新たな戦略に加えました。5つの基本戦略の詳細は以下の通りです。

(1) グローバルE2E事業:成長急拡大から安定成長に移行、収益性を高め、2025年度に売上高350億円、のれん等償却前営業利益率10%を目指してまいります。

・動画配信事業者や劇場映画向け営業の強化と生産性の向上

・デジタルシネマ配信サービスの新会社を設立、国内のシェア拡大

(2) ライブエンタテインメント事業:成長事業領域での成長継続と、収益性の高いストックビジネスへシフトし2025年度に売上高80億円を目指してまいります。

・外部パートナーとの具体的な事業構築

・都市空間デザイン・プロデュースへの参画

・ARコンテンツの共同開発

・M&Aや資本提携の検討

(3) 映像システム事業:ビジネスモデルの変革・新規事業へのシフトを確実に進め、堅実な成長で2025年度に売上高220億円、のれん等償却前営業利益率12%を目指してまいります。

・ハイスピードカメラの増産と販売加速

・光学計測事業の拡大

・放送映像システム事業の収益改善

(4) ゲーム関連事業:M&Aによる拡大も含め、2025年度に売上高150億円、のれん等償却前営業利益率10%を目指してまいります。

・ゲーム関連事業を分社化して新会社を設立

・既存事業(ゲームデザイン・品質管理)の拡大

・M&A・資本提携による新規事業領域(海外展開、ゲーム開発、ローカライズなど)への展開

(5) 変革事業:収益体質改善に取り組み、売上高366億円、のれん等償却前営業利益率5%を目指してまいります。

・IP創出による収益拡大

・コンテンツ制作での更なるコスト管理徹底

・Webtoon、ライトアニメなどコミカライズへ進出

・デジタル広告領域の強化

(5つの基本戦略と新たな経営指標)


 今後、新しい経営指標である2025年度売上高1,100億円、のれん等償却前営業利益率8%を目指して、これらに記載の様々な施策に取り組んでまいります。

*上記、5つの基本戦略ごとの施策や目標数値などは、2023年5月に開催した決算説明会にてご説明しております。詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。

   2022年度 決算説明会資料

https://www.imagicagroup.co.jp/file/ir/library/presentation/2023/presentation_fullyear_2023.pdf

G-EST=5つの基本戦略の頭文字を連ねた造語

G:4つのG Growth、Global、Game、Group

E:E2E、Live Entertainment(グローバルE2E事業、ライブエンタテインメント事業)

S:System (映像システム事業)

T:Transformation (変革事業)

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