企業CDS東証スタンダード:2169】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書
  • 株価
  • 企業概要
  • 企業配信情報
  • ニュース
  • ブログ
  • 大株主
  • 役員
  • EDINET
  • 順位
  • 就職・採用情報

企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)会社の経営の基本方針

 足下の経営環境は厳しさを増しておりますが、当社経営の基本方針である社是は確固たるものであります。

 私達はグローバルな会社を目指します。

 私達は最新のテクノロジーを持ち続けます。

 社員の夢を実現します。

 ものづくり企業を支援する当社の課題は、いつの時代・環境下においても、従業員のモチベーションを高めながら業績を維持し、世界に通用する技術力と人材を確保・育成していくことであります。

 当社グループは、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業を展開することで、IT技術を駆使した「ストレート・スルー・プロセシング」を可能とする「技術情報統合マネジメント企業」を目指しております。

 当社は、技術情報ソリューション事業としてドキュメント・ソリューションの提供を行い、株式会社PMC(子会社)は、取扱説明書やメディアコンテンツの制作を、株式会社東輪堂(子会社)およびSAS SB Traduction(海外子会社)は、多言語翻訳やソフトウェアローカリゼーションを行っております。

 FAロボットソリューション事業として、株式会社バイナス(子会社)は、各種制御技術、FA・ロボットなどを活用した生産設備の設計・製作、ならびにその技術を応用した各種教育用装置の製作・販売を行っております。

 また、デジタルソリューション事業として、株式会社MCOR(子会社)が、ものづくり企業の基幹情報システムの構築・運用支援や各種解析、MBD・PLMソリューションの提供を行っております。

 このようにグループ各社とも多種多様な特長と強みを持っており、それぞれの特色を活かすことでグループ内シナジーを創出し、顧客企業の製品開発から製造・販売・サービスまでのビジネスプロセスの各段階を、他社にはない付加価値を加え、トータルでサポートすることができる数少ない会社であると考えております。

 以上の通り、当社グループは他社にないビジネスモデルの下で、世界に通用する技術力を養い、人材を集め育成することにより、どのような環境においても継続的な成長・発展が得られるものと確信しております。

(2)経営環境

 今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の伸長が続き、景気は緩やかに回復していくことが期待されております。一方で、国際情勢の不安定さに伴う資源・エネルギー価格の高騰や為替の変動による物価上昇など、先行きの不透明さは依然として残る見通しです。

 当社グループを取り巻く環境としましては、DX(デジタル・トランスフォーメーション)への取り組み、電気自動車の推進をはじめとする脱炭素への取り組み、生成AIの普及などを背景に、当社グループへの中長期的な需要は拡大するものと考えております。

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

① 中期経営戦略の遂行

 中期経営戦略として、既存事業の継続的な発展および経営体質の強化と並行して戦略的な施策を推進し、バランスの取れた企業構造を形成することを掲げております。

 具体的には、

「柔軟な経営体制の構築と持続性のあるグループ経営の推進」

「技術情報ソリューション事業における事業領域の拡充」

「FAロボットソリューション事業における競争優位の確立」

「デジタルソリューション事業における事業領域の拡充」

 を進めてまいります。

② 人材確保・育成

 当社グループが継続的に事業を拡大するためには、有能な人材を安定的に確保することが不可欠と考えております。新卒者に加え経験者の採用も適宜実施し、獲得した人材に対しては、教育・研修のほか、各種資格の取得などに努めスキルアップを図ることにより競争力を強化してまいります。また、技術が急速に進歩する中、事業の中核を担う人材の計画的な育成についてもグループ各社で推進するなど、人的資本に関する取り組みを中長期視点で進めてまいります。

(4)目標とする経営指標

 当社グループは、営業利益率を経営の重要なマネジメント指標としております。具体的には、営業利益率10%を継続的に確保することで、成長を図ってまいります。

PR
検索