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【東証グロース:4488】「情報・通信業」
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企業概要
当社は、生成AI・予測AI・画像認識AIなどの技術を応用したAIエージェント、データ自律学習基盤、エッジAIハードウェアの研究開発に取り組み、当事業年度の研究開発費は168,185千円となりました。
具体的には、帳票をデジタルデータ化するAI-OCRソリューション「DX Suite」、ユーザの業務を自律的に支援するAIエージェント「Heylix」、社内技術を統合し新たなAIモデルを生み出す「AnyData」、クラウドに依存せずローカル環境でAI処理を行う「AI inside Cube」の開発を行いました。
加えて、経済産業省が推進する生成AI開発支援プログラム「GENIAC」の支援を受け、生成AIの社会実装に向けた研究開発に取り組みました。特に、(1)基盤モデルの構築による高精度な推論の実現および、(2)最小の運用コストを目指すこと、を研究開発の目的として掲げ、軽量な小規模言語モデル(SLM)と大規模言語モデル(LLM)を組み合わせた二段階構成の採用や、分散計算を前提としたアーキテクチャ設計に関する技術的検証を実施しました。これにより、データ構造化精度の大幅向上、運用負荷の低減及び計算資源の効率化を図っております。
当社は、画像認識や匿名化処理に関する独自技術や特許、豊富なノウハウを保有しており、大手IT企業や大学研究機関で専門性を培ったメンバーが研究開発を担当しています。これらの体制のもと当事業年度においては、社会実装を見据えた先端AI技術の基盤構築に注力しました。
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