遠藤照明
【東証スタンダード:6932】「電気機器」
へ投稿
企業概要
当社グループは、「人と地球にやさしい未来の光」を創造し、持続可能な社会を実現するため「エシカルライティング」を提唱しております。「より豊かな光環境をより少ないエネルギーで」を実現する為に日々研究、開発の活動をしております。
なお、当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費の総額は、826百万円であります。
当社グループの研究開発活動は、次のとおりであります。
地球環境の保全及び地球温暖化の防止並びに電力使用量の削減に向けた取り組みに加え、光環境が人体及び心理に与える影響に関する研究開発を行っております。
また、「Smart LEDZ SYSTEM」を活用しDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、顧客の価値創造に貢献するシステム開発にも取り組んでおります。
2024年4月には、総合カタログ『LEDZ Pro.6』を発刊し、高出力ダウンライト器具のエネルギー消費効率を大幅に改善。消費電力を最大19%削減可能な新製品を発売しました。
「Smart LEDZ SYSTEM」においては高さ10mの高天井空間でも人物の動きを検知できる「モーションセンサ」及びDALIシステムとの連携を可能にする「DALIコンバータ」等の新機能を追加し、より多様な用途での活用が可能となりました。
2025年6月にはオフィス用照明パンフレット『LIGHTING+FOR WORKSPACE VOL.2』の発刊し、健康的な建築環境を推進するWELL及び省エネルギー化を目指すZEB(Net Zero Energy Building)の両立を提案します。
さらに、「Smart LEDZ SYSTEM」の新たな活用方法として制御速度を向上させる「マスターゲートウェイ」に加え、人の動き及び外光を検知して照明制御が可能なオフィス向け「モーション人感センサ」を発売し、600mm×600mmスクエア型システム天井器具として業界最高水準の170 lm/Wという高効率を誇る製品を新たにラインナップに加えました。
これらの機器を「モーション人感センサ」と併用することでBEI(Building Energy Index)値0.1の実現が可能となります。また、執務室における快適な空間づくりを実現する埋込型の「fu:ryu:」も新たに発売しました。
これらの各種機器を組み合わせて活用することで快適性の向上とZEBに求められる高いエネルギー効率の両立を提案することが可能となりました。
研究開発においては、中央研究所を中心に子会社である中国の昆山恩都照明有限公司、タイのENDO Lighting(THAILAND)Public Co.,Ltd.と連携し、照明空間マネジメントシステム機能の向上及び拡充により、高効率LED照明システムの国内外への展開を加速し、更なる高付加価値空間創造を実現できるLED照明製品の開発を推し進めてまいります。
- 検索
- 業種別業績ランキング