東海運 【東証スタンダード:9380】「倉庫・運輸関連業」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社は、『お客様に最適な物流サービスを提供する総合物流企業を目指し、社会に貢献するとともに、企業価値を高める』ことを経営理念としております。
また、経営理念を実現するために、企業行動指針、サステナビリティ基本方針を掲げ、株主・投資家・取引先・従業員などのステークホルダーの皆様からの強い信頼と期待に応えられるよう努め、新しい物流の動向に柔軟に対応し、持続的に成長する企業を目指します。
「企業行動指針」
当社は社会的責任を自覚し、すべてのステークホルダーとの対話を通して、社会の持続的発展に貢献してまいります。
○法とルールを遵守した事業活動を行います。
○地球環境の保全に努めます。
○適時、適切に社会とのコミュニケーションを図ります。
○グローバルかつ柔軟な発想で、お客様のニーズを実現します。
○仕事に情熱を持ち、新しいことに挑戦し続けます。
○雇用と人権を確保し、多様な価値観を尊重します。
○安全で健康な職場環境を保持します。
「サステナビリティ基本方針」
当社グループは、人々の豊かな生活と社会インフラの構築を支える総合物流企業として、安心・安全・健康を尊重し、人や地球社会にやさしいロジスティクスを実現します。
さらに、「運ぶ力」「繋ぐ力」「貫く力」と常に新しいことに挑戦し続ける「挑む力」によって、未来へ続く社会の発展に貢献してまいります。
当社グループは、以下5つのマテリアリティに事業活動を通じて取り組んでまいります。
1.人的資本経営 × DX
2.脱炭素社会の実現に貢献する
3.サーキュラーエコノミーの実現に貢献する
4.海をきれいにする
5.地域社会の発展に貢献する
(2) 経営戦略等
当社グループは、将来にわたって持続的な成長を遂げるため、『将来のありたい姿』と3つの長期的な課題を掲げ、事業を通じてSDGsの達成を含む社会課題の解決に貢献できる企業を目指します。
『市場と顧客に選ばれる企業』
1.環境変化への適応
2.最新技術の取込み
3.事業領域の拡大
また、『将来のありたい姿』に向けた第2ステップとして、2021年度から2023年度までの3ヵ年を対象期間とする新たな中期経営計画『ステップアップ AZUMA2023』を策定し、計画最終年度である2024年3月期において、連結営業収益415億円、連結経常利益10億3千万円の達成を目標に掲げました。
計画の基本方針と主要な取組は以下のとおりです。
1.基本方針
将来を見据えた拡大事業を中心に経営資源を集中することで、収益力と資本効率の向上を目指す3年間とする。
2.基本戦略 ~ESG経営からSDGs達成に貢献する。~
(1)企業基盤の強化
・ グループ経営体制再構築:グループ本社機能の最適化、ガバナンスの強化
・ 新たな生活様式の実践:在宅勤務体制確立、デジタルインフラ整備
・ 人財育成・活用:営業力強化、現場力強化、女性活躍、グローバル人財・幹部候補育成
(2)グループ営業体制の推進
・ 事業戦略:拡大事業を中心とした付加価値を付けた最適サービスの創出
・ ネットワーク戦略:グループネットワークの拡大及び活用
(3)事業ポートフォリオ別戦略の実行
・ 拡大事業(倉庫、不動産、フェリー、環境、国際、新規):積極的設備・人財投資による事業規模拡大
・ 基盤事業(海運、コンテナターミナル、輸出入・通関):事業規模維持と利益最大化
・ 最適化事業(建材等輸送、コンテナドレイ、アグリ、その他):利益安定化
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