東洋テック
【東証スタンダード:9686】「サービス業」
へ投稿
企業概要
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは以下の「経営理念」、「行動宣言」に加え、当社グループ役職員が取るべき具体的な行動について記した「行動指針」を制定し、これらを「TEC WAY」と総称し、将来にわたり想定される環境下において求められる安心・快適を永続的に提供できる企業を目指しております。
◆経営理念
「東洋テックグループは、安心で快適な社会の実現に貢献します。」
◆行動宣言
・私たちは、お客様のニーズに最適なサービスを提供します。
・私たちは、企業価値の向上に取り組みます。
・私たちは、ひとりひとりの人間性を尊重します。
・私たちは、誠実で透明性の高い行動に努めます。
・私たちは、変革に挑戦し時代とともに成長します。
◆行動指針
お客様のために
・私たちは、お客様の生命・身体・財産を守るため、高品質のサービスを提供します。
・私たちは、法令及び社内規程を遵守し、お客様に信頼されるサービスを心掛けます。
・私たちは、公正で透明な取引を誠実に行い、お客様との信頼関係の構築と維持に努めます。
・私たちは、お客様の情報管理を徹底し、情報漏えい・不正利用を防止します。
・私たちは、お客様からのご指摘を真摯に受け止め、誠実に対応します。
株主のために
・私たちは、安易な値引き、減免等を行わず、商品・サービスの正当な対価に拘ります。
・私たちは、収益向上のため、徹底した効率化とコスト削減に取り組みます。
・私たちは、中長期的な収益資源を得るため、新しい分野へ積極的にチャレンジします。
・私たちは、柔軟な発想と、先進的な視点をもって、変革へ挑戦し続けます。
・私たちは、開示すべき情報を積極的に公開し、透明性の高い経営に努めます。
従業員のために
・私たちは、従業員の多様性・人格・個性を尊重し、差別のない職場を作ります。
・私たちは、お互いの役割を理解し、風通しの良い、チームワークのある職場を作ります。
・私たちは、労働関係法令を遵守し、超過勤務を防止し、休暇を取得します。
・私たちは、セクハラ・パワハラ・マタハラ等の各ハラスメントをしません。
・私たちは、働きやすい職場環境と挑戦できる企業風土を作ります。
社会のために
・私たちは、法令、社会規範、企業倫理、社内諸規程等のルールを順守します。
・私たちは、反社会的勢力との結びつきを完全に排除し、健全な企業風土を保ちます。
・私たちは、積極的に地域社会貢献活動や環境問題に取り組みます。
・私たちは、社会からの不信を招く、自身の利得のための接待・贈答を行いません。
・私たちは、公共、公益に資するため、心身ともに健全な状態で業務に取り組みます。
(2) 中期的な会社の経営戦略、業績目標、経営環境及び対処すべき課題
警備業界、ビル管理業界では、いずれもテクノロジーの進化や環境意識の高まり、労働力不足の課題に対応するための革新が進むと予想されます。警備業界においては、セキュリティ技術の向上や人手不足の解消が重要課題となり、ビル管理業界においては、省エネルギー化やスマートビルの導入が進む中で、労働力の確保や安全性の確保が重要なテーマとなってきております。
このような環境の下、当社グループは、2025年度~2027年度の3ヶ年(2026年3月期~2028年3月期)を対象とする「第13次中期経営計画」を策定いたしました。
◆前中期経営計画(第12次)の総括
① 主要項目の達成状況
第12次中期経営計画では、「構造改革への挑戦」をスローガンに、「社会的要請に応え、成長・発展し続ける企業グループ」を目指す姿として、事業構造改革・サステナビリティの強化に取り組みました。
② 主要計数推移
<売上高>
・M&A戦略は計画以上に進捗
・既存領域の売上増加計画は収益重視への方針転換による不採算取引縮小等により未達
<営業利益>
・計画策定当時の想定を超える2年連続の賃上げ等による人件費増加
・最終年度に実施したM&A一時費用・対象会社の収益拡大の遅れ
・万博受託にかかる先行費用(人員・宿舎等)
・価格改定・セグメントごとの粗利率改善により既存領域は増益
③ 課題
◆第13次中期経営計画
① 概要
② 重点施策
③ 計数計画
◆企業価値向上に向けた取組
① 資本コスト・株価を意識した経営の実践
現状の株価純資産倍率(PBR)は、株価上昇によりやや改善してきておりますが、依然0.6~0.7倍の水準で推移しており、成長性と収益性の両面での向上が必要であると認識しております。今後につきましては、引き続き成長戦略の実行、株主還元・資本政策の推進及びIR活動の拡充を通して、PBR1倍割れ解消を目指してまいります。
② 配当方針(株主還元)
当社は、これまで当社株式を長期的に保有頂く株主の皆さまのご期待に応えるべく、配当性向を指標とした安定的な配当を実現してまいりましたが、この度、この方針をより明確にするため、配当性向に加えて、「株主資本配当率(DOE)」を指標として採用することといたしました。
③ サステナビリティに関する取組
東洋テックグループは、「安心で快適な社会の実現に貢献する」という経営理念の下、時代や社会のニーズに即した高品質のサービスを展開し、持続可能な社会の実現に挑戦し続けることを基本方針とし、以下の施策に取り組みます。
④ 人的資本経営に関する取組
当社では、従業員の働きやすさ、働きがいのある会社、チャレンジを奨励する企業風土の醸成により、選ばれる会社を実現するため人的資本の最大化・企業価値の向上を目指してまいります。
- 検索
- 業種別業績ランキング