企業村上開明堂東証スタンダード:7292】「輸送用機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1)経営方針

 当社グループは「人の役に立つ」を経営理念に、自動車用バックミラーやヘッドアップディスプレイ用ミラーをはじめとする安全視認技術の「ものづくり」を通じて、グローバルに安全・安心・快適な社会の実現に貢献します。また、持続的成長に向けて、新たな事業領域の開拓、事業の多軸化にも積極的に取り組んでまいります。

 そして、「健康・信頼・親和」の社是の下、従業員をはじめステークホルダーとの信頼関係を築き、社会とともに発展できる企業であり続けられるよう、すべての企業活動において社会的責任を果たしてまいります。

(2)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標

 当社グループは売上高、営業利益及び経常利益を、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として用いております。

(3)経営環境・中期的経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 今後の経済見通しについては、新型コロナウイルスからの経済回復が進むことで、自動車の減産調整は2023年度後半にかけて徐々に解消するものと考えられます。

 一方、原材料やエネルギー価格の高騰に加え、インフレ等による世界的な景気減速や円安ドル高の定着、ウクライナ情勢や米中対立をはじめとする地政学的な変化への懸念もあり、引き続き不安定な経済環境が続くことが予想されます。

 自動車業界においては、CASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)と呼ばれる次世代技術開発や世界的に進む環境規制強化への取り組みが、一層加速することが見込まれます。

 このような事業環境の変化に対し、当社グループは既存事業であるミラーシステム事業、オプトロニクス事業において、設計・生産技術の改革、グループ内外での世界最適調達・最適生産や、DX・IT技術の活用等による製造部門・間接部門の生産性向上を強力に推進し、収益力の向上と市場地位の確立を目指してまいります。

 また、2022年4月に連結子会社化した株式会社村上開明堂東日本では、生産性向上等の合理化活動の強化及び同地域での営業活動を活発化し、ミラーシステム事業の収益基盤強化を図ってまいります。

 既存事業を含む車載分野及び非車載分野での高付加価値新製品、新規事業の創出に向けては、商品企画機能を強化し、市場ニーズ、競争優位性などを意識した研究・開発活動と経営資源の効果的な投入を実施してまいります。また、自社のリソースのみならず、外部技術の活用や他社との協業・提携等も視野に入れた投資を行なうことで、早期実現を果たし、持続的成長を目指してまいります。

 経営基盤の強化においては、DXの推進による意識改革と業務改革、気候変動への対応、コンプライアンス強化に加え、人財育成や働き方改革などにより従業員一人ひとりが持てる能力を最大限に発揮し、いきいきと働く企業を目指してまいります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

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