企業兼大株主日本高周波鋼業東証スタンダード:5476】「鉄鋼 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発活動は、お客様と協働での新商品の開発、高付加価値材の製造技術確立による当社製品の拡販、品質向上およびコストダウンを目的に推進しております。

 特に、近年は伸張分野である医療や半導体分野への更なる参入を目指し、技術部が中心となって高付加価値な新製品開発・試作を推進しております。

 当連結会計年度の研究開発費は111百万円であり、主な活動状況は次のとおりであります。
 
(1) 特殊鋼部門

 主に当社が中心になって、(株)神戸製鋼所グループ等との連携も実施し、新商品開発・試作、及び生産技術開発に挑戦しております。

 当部門に係る研究開発費は108百万円であります。

[新商品開発・試作]

 23年度は医療用ドリル用途のステンレス鋼を試作、納入し、お客様での評価を推進しております。

[生産技術開発]

 23年度は高清浄度半導体用ステンレス鋼の製造技術確立に着手し、現在推進中です。また溶解条件の最適化

 により、清浄度を向上させた医療用ガイドワイヤー素材の商品化を推進しており、お客様から高評価を戴いて

 おります。また、高級プラスチック金型鋼の靭性値改善のため製造工程の改善に取組み、従来材の2倍以上の

 靭性改善を達成しております。

(2) 鋳鉄部門

 高周波鋳造㈱が担当し、主に鋳鉄素材や部品の製造技術開発ならびに製造工程の自動化に取り組んでおります。

 鋳鉄素材の製造技術開発では、凝固・湯流れ解析ソフトについてオプション機能を追加したことで解析精度の向上および解析時間の短縮を図りました。

 一方、製造工程の自動化では、製造における特定作業のロボット化やAI画像解析を活用した製品検査技術などの導入を検討しております。

 当部門に係る研究開発費は3百万円であります。

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