企業平安レイサービス東証スタンダード:2344】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

(1) 会社の経営の基本方針

 当社グループは、「真心込めた行動でお客様のお役に立つ」という経営方針に沿って、結婚式・葬儀式・ヘルスケアを中心としたライフサイクル全般にわたるサービスを通じて顧客満足を実現し、地域社会に貢献することを経営の理念としております。

(2) 経営環境及び経営戦略

 経営環境として、雇用・所得環境の改善がみられる一方、不安定な国際情勢によるエネルギーや食料品価格の高騰、円安進行による賃上げもあり、当社に引き続き影響を及ぼすと思われます。当社はそのような環境下において、個々のニーズに応える商品・サービス開発や周辺商品の販売強化及び内製化における機械化・自動化推進によるコスト改善、人材の適正確保を行い生産性向上による営業利益率向上を目指します。

 冠婚事業においては、コロナ禍を経てよりプライベートな空間や形式にこだわらないウエディングスタイルへの変遷によりニーズが多様化しております。その中で各種衣裳レンタルの強化、SNSを活用した広域への宣伝強化、加えて施設周辺エリアの露出強化し新規顧客誘引に努めております。

 葬祭事業においては、社会的な交際範囲の縮小や伝統的な儀礼の多様化、価値観や生活様式の変化に伴うニーズの変化等から、葬儀の簡素化や小規模化が依然続いております。当社はこのような環境下において、利用者ニーズを考え、新商品・新サービスの企画と提案販売の促進、葬儀周辺売上の強化、生産性と労務効率の向上を課題として取り組んでまいります。

 また、今後を見据えた葬祭新規店舗の出店及び築年数の古い大型葬祭施設をはじめとした施設改装、建替えによる投資を必要に応じて行い既存エリアのシェア率向上に繋げてまいります。

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

①新商品・新サービスの企画と提案販売の促進

・オリジナル商品とサービス企画立案の継続、既存差別化商品の販売促進

・グループ全体売上の確保と外部収入の確保

(主に食料品関連、生花関連、音響・映像分野、家具備品、セレモニー商品)

・顧客情報の再整理による営業強化

②葬儀周辺売上強化

・法事やメモリアル商品の売り上げ増進

・仏壇、仏具、墓地の紹介手数料の増進

・相続に関連する紹介手数料や不動産仲介の受託増進

③既存営業エリアの地盤強化と新規営業エリアへの拡大

・シェア率の低い地区や新規エリアへの市場規模に応じた出店拡大

・小規模化に対応する為の既存大型葬祭施設の改修及び建替え

・既存施設のご安置機能強化

④生産性と労務効率の向上

・内製部門の最新設備の導入による自動化、高速化の推進

・様々な働き方提案による採用強化

・自己学習可能な映像媒体マニュアルの拡充

・部門やグループ各社を超えたマルチジョブスタッフの育成

⑤管理統制システムの強化

・既存電算システムの拡充およびインターネット環境でのセキュリティ強化

・葬祭部門や調理部門の電子管理統制システムの拡充

(4) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等

当社グループが目標とする経営指標は、連結営業利益率とその成長であります。連結営業利益率17%以上を目標とし、連結営業利益の確保とその安定的な成長を図ってまいります。

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