六甲バター
【東証プライム:2266】「食品業」
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企業概要
当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において、当社が判断したものであります。
当社は、「健康で、明るく、楽しい食文化の提供によって社会に貢献する」という経営理念の実践のため、「開発先導型活力企業」ならびに「高収益安定企業」を目指して活動しております。
「開発先導型活力企業」としては、変化する時代の先を見越した製品を開発・発売することにより新しい価値の創造に挑戦してまいります。
「高収益安定企業」としては、当社ではアメーバ経営を推進しており、細分化された組織ごとに主体的に採算向上に取り組み、それぞれのアメーバリーダーに“経営”させることで経営感覚を持つ人材を育成しております。また、六甲バターフィロソフィを実践・深耕することで意識のベクトルを合わせて全員参加による経営を目指しております。
わが国経済は、雇用や所得環境の改善が見られるものの、不安定な国際情勢による地政学リスクや気候変動等による物価上昇の影響に加えて、為替の変動等による企業業績の下振れリスクなど景気の先行きは依然として不透明な状況が見込まれます。
乳製品業界におきましては、国際的な乳製品の需給動向を反映して乳製品価格は上昇傾向となっております。さらに、食品など生活必需品の相次ぐ値上げによる物価上昇等から消費の停滞が懸念されます。
このような市場環境のもと、当社といたしましては、原材料価格の高騰等を背景とする原価上昇に応じた適正価格への見直しを進めるとともに、食品メーカーとして最も基本的な理念である「食の安全・安心の確保」を最優先に、生産能力の増強と生産効率の向上、全生産ラインの安定稼働に取り組んでまいります。
さらに、2025年1月からの3年間を対象とした「中期経営計画2027」に基づく事業成長戦略および基盤強化戦略を通じ、収益拡大と企業価値の向上に取り組むとともに、各種サステナビリティ活動等を通じ、プライム市場上場企業に求められる高度且つ持続的なコーポレート・ガバナンス態勢の強化に努めてまいります。
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