企業兼大株主久光製薬東証プライム:4530】「医薬品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

〔医薬品事業〕

当社は、貼付剤の開発を中心に、医療現場のニーズに基づいた研究開発活動を行っています。

国内の医療用医薬品につきましては、経皮吸収型鎮静剤HP-6050をせん妄、精神運動興奮状態、易怒性を呈している患者を対象に、プラセボを対照とした国内第Ⅱ相臨床試験を実施しました。その結果、本剤の有効性が確認され、安全性に関しても開発上の問題となる副作用は認められませんでした。本試験結果を受け、2025年度中の国内第Ⅲ相臨床試験開始を目指します。

米国の医療用医薬品につきましては、これまで経皮吸収型鎮痛消炎剤HP-5000(一般名:ジクロフェナクナトリウム)の変形性膝関節症を適応症とした開発を進めておりましたが、国内で製造販売承認を取得した「ジクトルテープ」の海外展開を加速させるため、同開発品に代えて、新たにHP-3150(一般名:ジクロフェナクナトリウム)の慢性腰痛症に対する開発を開始することを2024年10月に決定しました。今後、2026年度中の米国第Ⅲ相臨床試験開始を目指します。

国内外の一般用医薬品につきましては、新商品の開発や使用感の向上を目的とした既存商品の改良等を行っています。また、サステナビリティ推進の一環として環境に配慮した商品改良にも取り組んでいます。

当社は、研究開発力の一層の強化を図るため、2024年2月に佐賀県鳥栖市に新研究所として「SAGAグローバルリサーチセンター」を竣工しました。佐賀県鳥栖市と茨城県つくば市の2拠点にあった研究機能を1拠点に集約し、研究者間の連携と研究開発機能の最大化による開発スピードの向上、また生産部門との連携強化を図ってまいります。また、SAGAグローバルリサーチセンターでは、多様な視点やアイデアを取り入れることで革新的な技術や医薬品の開発を目指すべく、2024年10月より、オープンイノベーションを目的とした協業パートナーの募集を開始しています。このオープンイノベーション活動によって研究開発をさらに加速させ、世界のお客様にさまざまな商品をいち早くお届けすることを通じて、世界の人々のQOL向上に貢献してまいります。

〔その他〕

その他、一部研究開発活動を行っていますが、少額であり特に記載すべき事項はありません。

 上記の結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は、10,903百万円になりました。

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