企業兼大株主三共東証プライム:6417】「機械 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループは『創意工夫』の基本方針のもと、市場ニーズを先取りしてパーラー及びファンの皆さまに満足していただくだけでなく、パチンコ・パチスロ産業が末永く大衆娯楽として支持されるために、潜在ファン・休眠ファンにも関心を持っていただけるようなアミューズメント性の高い遊技機の研究開発に取り組んでおります。

 現在、グループの研究開発活動は、当社商品本部及び各子会社の開発部門で行っており、研究開発担当のスタッフは当連結会計年度末時点で270名、研究開発費の総額は142億円であります。

 セグメント別の研究開発活動は次のとおりであります。

(1) パチンコ機関連事業

パチンコ機関連事業は、当社商品本部、株式会社ビスティ及び株式会社ジェイビーを中心に商品開発を行っており、当連結会計年度におきましては、SANKYOブランド6タイトル、Bistyブランド2タイトル、JBブランド2タイトル、グループ合計で10タイトルを販売いたしました。

主な取り組みとしまして、「フィーバーダンまち」、「フィーバーからくりサーカス」(以上SANKYO)及び「ゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~」(ビスティ)といった新規アニメ版権を中心に役物ギミック・液晶CG・サウンド・多様なゲーム性の構築、専用筐体による差別化等、様々な試みを行った結果、順調に販売台数を積み上げることができました。

 また、磨き上げたゲーム性とシリーズ最高峰のスペックを搭載し、更なる進化を遂げた「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」、人気アニメとのタイアップパチンコとして、女子高生×筋トレという異色の組み合わせを演出に盛り込んだ「フィーバーダンベル何キロ持てる?」(以上SANKYO)、過去の人気作を正統進化させた「宇宙戦艦ヤマト2202 -ONLY ONE-」(ビスティ)等、アニメファン層に向けた多様な遊技機開発も継続的に行っております。

その一方で、オリジナル版権による独自のゲーム性を搭載した「大開王」、ドラム機史上最高峰の爽快RUSHタイプに覚醒した「フィーバークィーンRUSH」(以上ジェイビー)等、様々なユーザーニーズに対応できる開発にも取り組んでおります。

 当事業に係る研究開発費は107億円であります。

(2) パチスロ機関連事業

パチスロ機関連事業は、当社商品本部及び株式会社ビスティを中心に商品開発を行っており、当連結会計年度におきましては、SANKYOブランド2タイトル、Bistyブランド1タイトル、グループ合計で3タイトルを販売いたしました。

主な取り組みとしまして、新基準6.5号機でいち早く差枚数リミッタを搭載した「パチスロ アクエリオン ALL STARS」、業界最速での導入を果たしたスマートパチスロ機「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」(以上SANKYO)が、パーラーの期待に応える稼働を見せることで増産に繋がるなど、販売シェア及びパチスロ市場での当社グループの存在感の向上にも大きく貢献しております。

また、Bistyブランドではパチンコで高稼働実績を残したコンテンツのパチスロ化として「パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン」(ビスティ)といったブランド力をさらに向上させる試みにも挑戦しました。

 当事業に係る研究開発費は35億円であります。

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