企業ラオックスホールディングス東証スタンダード:8202】「小売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1)会社の経営の基本方針

 当社グループでは、「豊かで多様なライフスタイル“グローバルライフスタイル”の提案とその進化・創造の支援」を企業方針とし、国内・国外を問わず多様なお客様に対して、様々な価値ある商品やサービスをお届けする取り組みを行っております。今後も国内外の市場において最適な商品・サービスを提供できるよう、グループ各社のブランディング及び販売・商品強化に努め、世界中の人を笑顔にする、一人ひとりに価値あるものを見つけ出し、発信していきます。

(2)経営環境

 当社グループを取り巻く経営環境については、経済活動の正常化が進む中、大手企業を中心に雇用・所得環境の改善が進展し、緩やかな回復が期待される状況となりました。一方で、地政学リスクの高まりや日本銀行による金融政策の変化、為替レートの変動などにより、資源や原材料価格が高騰し、それに伴う物価上昇が続いております。これにより、景気回復や消費喚起の見通しについては依然として不透明な状況が続いております。

(3)目標とする経営指標

 当社グループは、2025年3月28日付で2025年12月期から2027年12月期までの3ヵ年における中期経営計画を公表いたしました。詳細については、「中期経営計画の策定に関するお知らせ」をご参照下さい。

(4)中長期的な会社の経営戦略

 当社グループは、収益性向上と顧客セグメント拡大による次世代成長戦略を、4つの主要テーマを持ち、主力事業に経営資源を集中させ取り組んでまいります。

1 収益性を優先した改革・成長戦略

 コロナを経て黒字体質となった事業構造・本社体制を維持、継続的に強化していく。

2 更なる選択と集中

 事業ポートフォリオの見直しはコロナ禍において前進するも、主要な事業の中には、日用品やお土産品、家電製品から更に宝飾品まで多くの商品カテゴリがあり、成長性・収益性を踏まえて、更な選択と集中を進めていく。

3 顧客セグメントの拡大とシフトチェンジ

 インバウンド需要など、特定の顧客セグメントに依存している事業構造からの脱却を図り、より持続的な成長を目指す。

4 グループシナジーの最大化

 グループの持つブランド力、チャネル、ネットワーク、アセットなどを有効活用し、グループ全体での収益基盤の強化を図る。

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当社グループは、多様なチャネルを通じてお客様へ優れた商品やサービスをお届けすることで、お客様の満足度を最大限にし、グローバルライフスタイルを実現していくということを課題としております。

 コロナによる大きな業績への影響を受け、事業・店舗・組織の再編を断行。その後は、収益性を優先した改革の継続などにより、足元の業績回復に努めて黒字転換を実現してきており、今後については(3)中長期的な会社の経営戦略の4つのテーマに沿った展開で施策を進め、更なる業績向上に取り組んでまいります。

 主力であるギフトソリューション事業においては、返礼ギフトやフォーマルギフトに偏りすぎたビジネスモデルからの脱却が課題となっております。オリジナルスイーツブランドの認知度向上を目指しながら、顧客接点を増やし商品の品揃えを拡充していきます。

 次にリテール事業においては、総合免税店型のビジネスモデルから、より売上や収益性の獲得が見込めるカテゴリのマーチャンダイジングを強化し、発信型・提案型のリテール店舗を確立していきます。また、アパレル店舗については、高いロイヤリティを持つお客様へパーソナルサービスの展開と合わせて、新たなターゲット層への効果的な訴求を軸にブランドの認知度と価値向上を図りながら売上・利益拡大に努めてまいります。

 さらに、当社グループの目標であるグローバルライフスタイルの確立のため、各事業で最大の効果を創出できる協業体制、その為の人材の適正配置、専門性強化の社内研修体制の充実、多様な人材が活躍できる企業風土の醸成と、業務効率の向上、固定費の徹底した管理などキャッシュフローの改善に組んでまいります。

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