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【東証スタンダード:2597】「食品業」
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企業概要
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社は、「コーヒーをコアに人と環境にやさしい企業を目指す」を経営基本理念としております。当社は、上場企業(スタンダード市場)として上場基準に則り、独立性、公平性、透明性のある経営に努め、社会使命のもとに企業活動を行い、コンプライアンスの徹底と業務の適正性・公正性を確保してまいります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、「営業利益」を重要な経営指標として位置づけております。「営業利益」は2025年12月期にその目標値を460百万円と設定しております。
後述の(4)会社の対処すべき課題に記載した施策を実施し、目標数値の達成に取り組んでまいります。
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、「価値経営」を基本方針とし、成長分野への投資を行い、環境変化に対応した高収益体質への変革を図ってまいります。
具体的には、成長分野である業務用市場の営業基盤を拡大させ、コーヒー取扱数量増加によるスケールメリットを活かしながら、外部資源も活用した生産体制の再編により更なるコストの優位性を追及してまいります。
(4)会社の対処すべき課題
当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症の影響緩和により経済活動の正常化が加速する一方、長期化する不安定な国際情勢や気候変動の影響によりエネルギー及び原材料価格の高騰に加え、国内の人件費や物流費の上昇、為替の変動が懸念され、先行きの不透明感が続くことが予想されております。
特に、当社グループの主力製品であるレギュラーコーヒーの製造に欠かせないコーヒー生豆は、ほぼ全て輸入に依存しています。そのため調達コストは、コーヒー生豆の国際相場と為替相場の影響を受けます。
一方、レギュラーコーヒー製・商品の販売価格は、市場の競争原理により左右される傾向が強く、コーヒー生豆相場や為替相場の変動が、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
こうした影響を軽減するため、当社は販売価格を相場と連動させて適正な利益を確保するよう努めるとともに、コーヒー生豆の予約買付を活用するなどして、リスクの抑制に取り組んでまいります。
また、当社グループは、顧客志向を原点とした高付加価値製品の提案、最適な生産体制及び販売体制の構築に努め、「Think Globally As a Roastery(コーヒー焙煎のプロとして、地球規模で考えよ)」のスローガンの下に、苗木寄贈プロジェクト「Seeding for the future~未来への種まき~」を推進するなど、コーヒー産業の維持発展に向けて積極的に活動をしてまいります。
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