企業ヤマザワ東証スタンダード:9993】「小売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針

 当社グループは、「ヤマザワグループは、お客様に安心と豊かさを提供し、地域の健康元気を応援するとともに、従業員一人一人が輝く企業を目指します」をグループ経営理念と定め、「地域に愛される、健康元気な100年企業を目指す」をグループビジョンに掲げております。日々の生活に欠かせない食料品・日用品を販売する事業を通じて、お客様の生活をより豊かにし、地域にとって欠かせない企業となるため、総力をあげて取り組んでおります。

(2)経営戦略

 当社グループは、スーパーマーケット事業を核とし、合わせて、ドラッグストア、調剤薬局、食品の卸製造業を展開いたしております。

 販売エリアも業態も異なる各社それぞれが自社の強みを充分に活かしつつ、一方で、管理面・システム面の統合を推進することで、グループとして最大限の効果を発揮する「グループ一体運営」の実現を目指してまいります。

 スーパーマーケット事業においては、共同仕入・販売戦略の統一、本部機能のスリム化を目指します。ドラッグストア事業においては、調剤のドラッグインストア化の推進、収益のあがる店舗フォーマットの作成に取り組みます。食品製造事業のサンコー食品においては、デリカセンター惣菜商品力・供給力の強化、ひいてはSM事業のローコスト化貢献を目指します。

(3)目標とする経営指標

 当社グループは、連結売上高経常利益率を重要な経営指標ととらえており、その目標は、3%であります。業界水準は概ね1.5%~4%程度と認識いたしておりますが、売上高経常利益率3%を継続的に確保することで、各ステークホルダーに対しての適切な還元や、持続的な成長のための投資が可能になると考えております。

(4)経営環境

① 人口減少・高齢化・マーケット縮小
(ア)買物難民の増加(イ)担い手不足・ITによる代替(ウ)ネットスーパー・宅配等需要増

② 業種・業態を超えた競争激化
(ア)ドラッグストア…食品特化店の脅威(イ)ディスカウンター…低価格ニーズにマッチ
(ウ)EC拡大…実店舗に行かなくても購入可能

③ コロナ後の顧客行動の変化
(ア)買物行動の変容…時短、ワンストップ(イ)消費行動…節約志向、低価格ニーズ
(ウ)スマートフォン活用…決済、SNS、アプリによる手段の多様化

④ コスト高騰
(ア)仕入れ価格高騰(イ)光熱費、物流費、建設費上昇(ウ)人件費、採用コスト増

⑤ 社会的要請、技術の進化
(ア)デジタル化推進が急務(イ)SDGsへの対応(ウ)市場区分変更

(5)対処すべき新たな課題

① ライフスタイルの変化への対応

② 付加価値創造、価格戦略(優位性確保)

③ 全員の能力を最大化できる環境整備

④ デジタルを活用した販売促進、生産性向上

⑤ 企業価値向上、サステナブル経営

(6)当社の目指す姿

 「すべてのステークホルダーにご満足いただく」ことを基本姿勢とし、企業活動を通じ、お客様・株主様・お取引先様および地域社会との絆をより強固なものとし、そのうえで、従業員が「働いてよかった」と思える魅力的な企業を目指します。

(7)第4次中期経営計画の概要(2026年2月期~2028年2月期)

〔重点課題〕

(ア)早期黒字化と安定収益の確保
・収益力強化…マーケティング戦略(顧客分析、プライスライン分析、品揃え見直し)・商品改革(新規開

 発、産地開拓、ヤマザワオリジナルブランド)・コスト削減
・オペレーション改革…人件費コントロール(作業改善、デジタル活用による簡素化・省人化と多能化)・

 店舗作業削減の為の商品供給(サンコー商品、アウトパック商品)・物流改革(グルー

 プ物流の整理・統合)

(イ)店舗戦略
・新規出店準備…新規出店(薬品調剤店を中心に3店舗予定)・店舗戦略室の設置・PCセンター連動のローコス

 トフォーマット開発、展開
・活性化等設備投資…改装・活性化投資(SM中心に17店舗予定)
・不採算店整理…経営効率の改善

(ウ)サステナビリティ
・地域の健康元気を応援…安心安全の追求(衛生管理、商品・サービスの安定供給)・健康で豊かな暮らしの実

 現(食を通した健康元気への貢献、地産地消商品の取扱い)・地域活性化の支援(地

 域振興活動の参画・推進、生活インフラ整備)
・住み続けるための環境保全…循環型社会の実現(食品廃棄物の削減、プラスチック使用量の削減、資源のリサ

 イクル強化)・脱炭素の取組みの推進(温室効果ガス排出量の実績管理、省エ

 ネ・再生可能エネルギーへの取組み推進)
・従業員が輝く組織づくり…生き生きと働く場の提供(ワークライフバランス推進、健康維持促進、ダイバーシ

 ティ&インクルージョン)・成長支援(階層別教育体系の強化、新人事制度構築)

(エ)人材の育成と制度改革
・新人事制度の適正運用に向けた準備推進…役割に応じた給与体系への変更・公平性の高い人事評価制度
・店舗営業力の向上…財務諸表ベースでの数値管理
・教育制度改革…OJT指導者の育成・実務教育研修の充実(内部研修)

(オ)風土づくり
・コミュニケーション…挨拶と笑顔・風通しのよい組織づくり
・全員参画…チャレンジする風土の醸成・対話による合意形成
・全体最適…部門間、グループ間連携の強化

(カ)組織基盤整備
・グループ全体の組織基盤づくり…SM・薬品事業の連動(店舗開発、商品仕入)・不採算事業、部門の再構築
・グループ物流システムづくり…全体オペレーション管理体制の構築・全体最適の物流システムづくり
・健康経営優良法人の認定…ワークライフバランスへの取組み・メンタルヘルス対策

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