企業兼大株主ヤクルト本社東証プライム:2267】「食品業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

当社グループは前述の経営環境のもと、長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」の実現に向け、世界の人々の健康に貢献し続けるヘルスケアカンパニーを目指し、企業活動を推進します。

また、当社グループは「ヤクルトグループ 環境ビジョン」の実現に向けて、環境に関するマテリアリティを「気候変動」「プラスチック容器包装」「水」の3分野に特定し、人と地球の共生社会を実現するバリューチェーン環境負荷ゼロ経営を目指します。

各事業部門が優先的に対処すべき課題は次のとおりであります。

<飲料および食品製造販売事業部門(日本)>

 お客さまの価値観の多様化や健康意識の高まりに対応するため、継続して「腸」の健康の大切さを訴求していきます。また、競争の激しい市場において、当社独自の乳酸菌の有用性をお客さまに体感していただくことで、当社商品の優位性を高めていきます。さらに、「Yakult(ヤクルト)1000」および「Y1000」の需要の高まりに対応するため、それぞれ生産体制を引き続き増強していきます。

 宅配チャネルにおいては、人材獲得競争が激化する中、宅配組織の強化を図るため、ヤクルトレディの採用活動を積極的に行うとともに、多様な働き方の実現に向けたインフラ整備等を推進することで、働きやすい環境づくりに取り組みます。

 店頭チャネルにおいては、プロバイオティクス市場における優位性をさらに向上させるため、マーケットごとにお客さまの多様なニーズに合わせた取り組みを強化することで、当社独自の乳酸菌の認知度の向上に向けた「価値普及」活動を推進します。

<飲料および食品製造販売事業部門(海外)>

 プロバイオティクスに対する注目が高まる中、事業の拡大および収益性の向上という課題に対し、販売エリアでのさらなる市場深耕、既進出国・地域における未配エリアへの市場拡大および新規進出国・地域の検討を進めていきます。あわせて、取引店舗数の拡大、新規チャネルでの取引強化および宅配体制の充実と人材の確保・育成に取り組みます。

 販売本数が多い主なエリアである中国においては、市場の拡大および深耕を目指し、未配エリアへの展開および販売拠点の増加に取り組むほか、販売組織の強化を進めていきます。そのほか、学校、病院等の新規チャネルを開拓するとともに、成長市場であるEC分野における取り組みを積極的に推進します。

 また、物価高の影響等で購買意欲が低下している国・地域においては、お客さまとの接点を強化するとともに、コミュニケーションの充実を図ることで、愛飲者を維持・拡大し、売り上げの増大を目指していきます。

<医薬品製造販売事業部門>

 増大する医療費の抑制、後発医薬品の使用促進や毎年実施される薬価改定等、医療制度改革を中心として、国内市場環境が大きく変化し続けています。その中で、当社の強みである最新の情報提供力やこれまで築き上げてきた医療関係者との信頼関係を活かした営業活動を展開するとともに、徹底した経費の見直し、業務効率化を進め、実績の確保に努めます。

<その他事業部門>

 化粧品につきましては、同業他社との競争激化をはじめ、他業界からの新規参入など競争環境がますます厳しくなっていく中、国内においては、自社商品とサービスの価値を高め、売り上げを増大させることで事業基盤の強化を図ります。また、海外においては、中国のEC市場での認知度向上を図り、同国内での売り上げの増大を目指します。

 一方、プロ野球興行につきましては、ファンの皆さまの期待に応えられるようチーム力の強化に取り組むとともに、各種ファンサービスの充実を図っていきます。

 また、当社グループは、引き続きコンプライアンス経営を推進するとともに、企業の社会的責任や株主の皆さまへの説明責任を果たしつつ、経営の効率化と業績の向上に鋭意努力してまいります。

 企業理念である「私たちは、生命科学の追究を基盤として、世界の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献します」の実現に向けて、コーポレートスローガン「人も地球も健康に」のもと、地球環境全体の健康を視野に入れ、すべての事業活動を通じて、良き企業市民として歩んでまいります。

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